”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”スタイルズ荘の怪事件”(90年)

アガサ・クリスティが1920年に発表した処女作、そしてエルキュール・ポワロが初めて登場した作品だ。執筆されたのは16年、その後イギリス本国ではテレビドラマ化されシリーズとして89年から13年までの長きに渡って制作されている。この作品はシリーズ3で放映され(90年)たのだが主演のポワロをデビッド・スシェットが演じている。イメージ 1

本格的推理ものとして見ごたえもあるのだがやはりこのシリーズでポワロを演じたデビット・スシェットがこれまで何人もの俳優さんが演じているが一番適役だったように思う。その微妙なフランス語訛りや真相を探り出し最後に啖呵を切る場面は一種独特のポワロ世界をかもし出している。果たして原作者のアガサ・クリスティが見たらどんな感想を持つのやら??

先日、アルバート・フィニーがポワロを演じる”オリエント急行殺人事件”を見たのだがオールスターキャストで豪華な配役だとしてもこのデビッド・スシェットと比較してしまうと物足りなかった。ピーター・ユスティノフが演じた”ナイル殺人事件”以下一連のシリーズもあるのだがやはり此方の方がしっくり来るような、、。以下はウィキから転載;

第一次世界大戦中に負傷しイギリスに帰還したヘイスティングズは、旧友ジョンの招きでエセックスにあるスタイルズ荘を訪れる。ある夜、20歳年下の男と再婚したジョンの義母エミリーは突然発作を起こし、一時は持ち直したが再び発作に襲われた彼女は息絶えてしまう。エミリーの死に疑問を抱いたヘイスティングズは、再会した旧友エルキュール・ポアロに事件の捜査を依頼する。

舞台は戦後すぐの頃なので1917年、この”スタイルズ荘”で初めて以降はシリーズの常連さんになるヘイスティングスやジェップ警部が登場して来る。

テレビドラマとは言っても2時間枠での放映なのでCMもないし普通の映画版として久し振りに本格推理ものを楽しんだ。

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