”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

メグレ警部、、再登場!!

メグレ警部と言われても恐らく70%の日本人は”うん?”じゃないでしょうか。仮に知っている方はもうかなり年配のミステリーファンじゃないのかな??

お恥ずかしいのですが”メグレ警部”は勿論知ってはいましたがその英語綴りが”Maigret"とはつゆ知らず、、今度、その”Maigret”の事件簿みたいなドラマが放映されるってCMを見て期待はしていたもののそれがかのジュール・メグレ警部のお話だったとは、、。無論、イギリスが誇るシャーロック・ホームズとかポワロ探偵みたいな知名度には及ばないのですが、そしてその警部役を何とあの”Mr. Bean"、ローウェン・アトキンズが演じるのです。こりゃビックリ玉手箱がクリスマス前に届いてしまったような気分じゃないですか?

イメージ 1こんな感じのミスター・ビーン、、なんですがこのスチールからはとてもあの言葉を発さない幼児並のイタズラ好きのおじさんには見えません。

映画では”ジョニー・イングリッシュ”とかお笑い系が主体で沢山主演も演じてますが今回のこのメグレ警部役には驚きました。

一連のメグレ警部の原作はフランスのジョルジュ・シムノンと言う作家が書いていてこれまで何回となく映画化されている。有名なところではジャン・ギャバンが58年に演じた”殺人鬼に罠をかけろ”、そして翌年には”サン・フィアクル殺人事件”、、更には63年に”メグレ赤い灯を見る”と立て続けに演じている。恐らく今回のアトキンス版は既に二本が制作されているので(テレビ映画として)上手くいけばこの先当分ローウェン・アトキンスのメグレ警部が楽しめそうだ。これはミステリーファンにとっては嬉しいぜ、、。

ちょっと作家のシムノンに戻るが彼は03年ベルギー生まれ、フランスに移住して幼年期からずっと成人するまでフランスに、、そして働き初め45年までは居住していた。その後カナダへ移住して45~55年は小説書きに従事していたような、、その後今度はヨーロッパに戻り89年に眠るように亡くなるまでローザンヌに居住していたらしい、、この間、推理小説作家として数多くの作品を産み出している。

イメージ 2しかしまあとてもこのおっちゃんからメグレ警部は想像出来ないのだが、、でもこりゃ楽しみじゃないですか??

その楽しみ、実はFOXさんの計らいでイギリスと同時に此方でも放映されるそうな。やはりこんな時はオーストラリアにいた方がイギリスものドラマはいち早く見る事が出来る。

どんなメグレ警部なのか、、どうしても何処かで笑わせる場面があるんじゃないかと期待しそうだが恐らくかなり真剣に新境地に挑戦しているんだろう、、と想像出来る。これが”グッドバイミスター・ビーン”となるか??やっぱりビーンの方が良かったよ、、、となるか。これは見てからのお楽しみ、しかし俳優さんも辛いよな~、、もう彼が出てくるだけで見ている側は笑う準備をしていたんだから、。

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