”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”エンド・オブ・キングダム”(16年)

原題の”London Has Fallen"に対して”エンド・オブ・キングダム”と来たか、、そりゃ前作が”Olympus Fallen"で”エンド・オブホワイトハウス”だったので当然と言えば当然なんだが、、ロンドンをキングダムにしちまうのが凄い。

イメージ 1まあそれにしてもロンドン市内を滅多やたらと壊してくれた、、中には日本の首相もいたんだがなぁ~、、護衛官もなしで運転手と二人だけ、あっけなく車ごとテームズ河へ落ちてしまった。

アメリカの大統領には前作から引き続きアーロン・エッカート、副大統領がモーガン・フリーマン、そして大統領を護衛するシークレット・サービスにジェラルド・バトラーと勢ぞろいです。

お話は現役のイギリス首相が急死、その国葬に世界各国から首脳が集まって来るロンドンが派手な戦場になると言うものでそりゃもうCG満載、息もつかせぬ派手なアクション映画となっておりました。

意外と早くテロ一味の身元も判明するしその動機も割れてしまう。ミステリーファンとしてはもう少し真犯人探しや動機の究明には時間をかけて知恵を絞って欲しかった。アクション映画だから、、と言ってもロクな脚本もなしで演技もヘッタクレもないのが誠に残念、エンドロール直前にマイク(ジェラルド・バトラー)が書きかけた辞表をPCから削除してしまう、、って事は次作はどこだぁ??ワシントン・ロンドン、、と来たら今度はパリ、それじゃ面白味がないだろう、大都会の設定はロンドンで充分なので今度は大統領が休暇で何処かの島へ行くってのが良いか?

普段いる場所じゃない所にいるハズのない人物が偶然居合わせて事件やテロに遭遇する手法は昔から沢山ある。古くは”ダイ・ハード”シリーズもそんな設定だしスティーブン・セガールの”沈黙シリーズ”も同様、このシリーズは大統領の護衛なのでチョイと背景が違うのだがみんな強い、、敵が撃ってくる弾だって主人公は避けて飛んでいるんじゃなかろうか?と思わせる程の不死身の護衛官でした。

映画館でシニア料金を払うと、、8.50ドル、FOXの有料配信だと半年遅れで6ドル、、そんなに違わないんだなぁ~、この映画に限っては別に大画面、大音響じゃなくても良かったし”プライベート・トイレ”が近くにある方がやっぱり便利かな?

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