”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ジェーソン・ボーン”(16年)

今朝は一番忙しい金曜日だっちゅうのに無理して映画館へ、、どうしても今日中に行かにゃならん用事があったので二時間のお暇を頂いて一石二鳥を、(英語でもKill Two Birds With One Stoneと言うくらい)、それにしても初回10時半の回、ガラガラかな、、と思いきや若いカップルやらシニアのカップルやら結構入っている。それに今日は前回と違い僅か8.5ドル、(700円程度)これなら文句はないだろう。

そして映画は昨日封切りになった”ジェーソン・ボーン”の最新作、タイトルはそのままだ。原作はロバート・ラドラムが書いているがこの新作は5作目、既に原作でカバーされた箇所はとっくに終了しているので今作はキャラクターはそのままでお話は完全に原作からは離れている。

主演はマット・デイモン、そして相対するCIAのディレクターが”宇宙人のジョーンズさん”、、最初のジェーソンが02年、そしてもう14年が経過しているので流石に70年生まれのマットも46歳でそろそろアクションもキツイかな?紅一点でCIAの担当官がアリシア・ヴィキャンデル、、007の”カジノ・ロワイヤル”に出てたエヴァー・グリーンに何処となく似ているスウェーデン出身の女優さんだ。

イメージ 1007みたいにのっけからアクションの連続って訳じゃないが凄い映画に仕上がっている。日本での公開がこの秋とか、、こりゃ全然納得出来ない。そんなに遅くなると折角世界レベルでヒットする事が見込まれているのに日本だけ置いてきぼりになるぞ。

制作費は優に120億円突破とか、、007に比べりゃ格段に低いのだがこりゃ同じ頭文字の”JB"対決、、大変だぞ。アクションシークエンスはもうこれ以上は考えつかないってくらいに派手だしプロットがしっかり練れててジェームス・ボンドもうっかりしていると追い越されちまうぞ、、。今回はプロデューサーにも名前を連ねているマット・デイモンはえらく力が入っているんじゃなかろうか?図式としてはかたやアメリカの組織、CIA、VS 007は情報局MI6なのだがガッツリ違いが出ていて面白い。かなりジェーソン組はイギリスのスパイ組織を意識している気がする。

ジェーソンが活躍する舞台は最初はギリシャ、其処からスペイン、アイスランド、イギリス、ローマそしてアメリカはワシントンDCから最後はラスヴェガスと縦横無尽の大活躍だ。謎が謎を呼んで過去の出来ごとの真相を暴く為に、、とこれは過去の作品と同じなんだが息もつかせない”大活劇”に仕上がっている。たった8.50ドル(シネクラブメンバー料金でシニア料金より安い)じゃ申し訳なかったかな?これなら一般料金に色をつけて20ドルでも払いましたよ。

それにしても世界中何処にいてもその所在がバレるし携帯電話は全部盗聴可能、GPSで居場所が特定出来、何処にでもある監視カメラにアクセスすればその姿までバッチリ捉えられてしまう。イヤな世の中じゃありませんか、、おちおちトイレにも入れないぜ、、思わずそんな事が頭をよぎるハイテク現場だ。こりゃ日本でどんな評価が出るものか??それに今回の5作目で終わりそうもない、、あっちの007は何回も主役が代わっているがマット君は大変じゃん。彼じゃなきゃダメだろうな、、。

この最後に流れる主題歌、テーマ曲かな、、は健在でした。












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