”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

007役、さてダニエル・クレイグの次は??

どうやらアチラでは水面下で”新・ジェームス・ボンド”役の人選を始めたらしい、、うん、俺がそう思っているだけなのかも??しかし”スペクター”(15年)で007を演じたダニエル・クレイグが残りもう一本の契約が残っているにもかかわらず”オレはもうやらない”と駄々をこねているとか、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリ嬢は”そんな事は言わないでもういっちょ、、”と直談判しているらしいのだが、、多分そうは言いながらも独自の人選は進めているのだろう、。

かかる時間から行けば来年には計画立案、、それには一年は必要、そして人選、撮影、、となるとどうやっても次作の公開は19年以降になっちまう。更に内容が今みたいな大型予算、アクション満載路線で行くなら俳優さんの年齢も考慮しないといかんしこりゃたかが映画一本撮るだけでも長く続くシリーズなので失敗は許されないし困難な作業になるだろう、。

そんなニュースを横目に今、このジョン・ル・カレ原作の”The Night Manager"から目が離せない。シリーズ5話で既に3話まで放映されているのだがのっけのタイトルバックからしてこりゃかなり007を意識した作りだな、、と感心している。その主演を演じるのがトム・ヒデルストン。プロデューサーとしても名前を連ねているし映画の中ではホテルのマネージャー転じて凄腕スパイへと変貌していくのだ。

イメージ 1最初は”ナイト・マネージャー”と呼ばれる夜勤専門のフロント支配人、それがMI6にリクルートされて深く静かに、、、世界を股にかけて暗躍している武器商人に近づいていく、、と言うジョン・ル・カレにしてはチョイと作風が違うスパイ物になっている。

”インファーナル・アフェア”風な展開なのだが敵の懐に飛び込んでいく作戦がスゴい、、ヒュー・ロウリーがその武器商人の親分なんだが複雑に仕込んだ組織と手法でアメリカのCIAにも何処にも尻尾を掴ませない。誠にアタマの切れる悪人なんだが一人息子がいる、、MI6指導でその一人息子を誘拐する計画を立て悪人面をした職員二人を派遣、その拉致寸前にジョナサン(トムヒ)が飛び出て来て阻止する予定だったのだが何とジョナサンはMI6から派遣されて来た誘拐犯二人を抹殺してしまう。

そして自身も体中に重傷を負い病院へ搬入されると言う思いがけない展開に、、しかしまあ子供は助かりお父ちゃんは感謝感激、、手厚い保護を申し出る、、っとまあ誠に壮絶な手法でオヤブンの信頼を得るのであります。無論、子供からも慕われこりゃこれからどうするんだぁ~、、と言うのが3話までのお話。

そのトム・ヒデルストン、81年生まれなのでアラサーど真ん中、007役を視界の先に捉えているのではないだろうか??この”ナイト・マネージャー”では猛烈なアピールをしているような気がする、、もうかなり人気が出てしまい出演作も目白押しだがロンドン生まれで身長が188cmもあるそうな、、彼はかなり有力な第一候補になるのではと思っている。

そしてもう一人、、こちらはかのジョン・ヒューストンのお孫さん、ジャック・ヒューストンだ。先日”ベン・ハー”で主役を演じているのだが82年、ロンドン生まれだ。それにガタイもガッチリ(183cm)して丈夫で長持ち、それは”ベン・ハー”でも実証済みである。

イメージ 2彼も現在主演作が目白押し、、でも”007役”となりゃすべてを放り出して馳せ参じる事は間違いない、、違うかなひょっとして向こう何年も同じキャラを演じるのは抵抗があるのかな、??

この”ベン・ハー”、日本じゃ正月映画として公開される事が決まっている。そりゃオリジナルをリアルタイムで見ているファンには物足りないかもしれないがあの4時間超えの大作を2時間に縮め(ダイジェスト的要素はあるが)それなりに最新式デジタルCG特撮画像で描かれた運命の男、結構楽しめたんだが日本ではどんな評価が下るんでしょう??

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