”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

最近の本物の書庫

イメージ 1このところアマゾンさんは一休み、手元の文庫を整理しようと始めたのがすっかり整理はそっちのけでひたすら読む事に徹している。

7年前に越して来た時にダンボールに入った文庫は大分整理しているのだがそれがまた最近は増えている。

こんな6段の書棚がワタシの寝室に一本、普段使っていないが今はエリーの部屋にもうちょっと大振りな本棚が二本ありもう空いたスペースがないくらいに本がぎっしりと詰まっている。オーストラリアの図書館や日本の補習校で開かれるバザーにも提供を申し出ているのだがなかなか引き取って貰えない。殆どが翻訳もので推理小説、となるとファンは限定されるらしい。これが”最近出版された”ハウツー”ものや女性向きの雑誌や本だとかは引っ張りだことなんですがねぇ~”、、と言われちまった。

家内のいない間に少しは整理をしようと始めたのだが結局ベッド脇に本を積み上げて読むことに徹してしまい読後はちゃんと本棚へ戻したのだが何のことはない再読して出版された順番に並べ替えただけだった、。

通常はテレビを見ることもなく深酒するでもなく、、9時過ぎにはどれか一冊を手にベッドに乗っかるのだがこの数週間は”フィリップ・マーゴリン” http://www.phillipmargolin.com/ と言うアメリカの作家が書いた”リーガル、推理小説”から目が離せず6冊あった書庫から順番に読み漁っている。44年ニューヨーク生まれの作家でご本人もオレゴン州ポートランド市で実際に弁護士をやっていたとかでその時の”案件”が作家活動に役立っていると末尾に書いてある、。

何れもチョイと古いのだが”封印された悪夢”(78年)、”氷の男”(81年)、”黒い薔薇”(93年)、”葬儀屋の未亡人”(98年)、”女神の天秤”(01年)、、と何れもあと1頁読んだらやめよう、、が次の章までいくか、、、でなかなか途中で止まれないのである。シリーズ化されている訳でもなくすべてがポートランド市が舞台、主役も毎回違うし登場人物にも関連性は全くない、。

お話はどんでん返しの連続、、二転すると元のヤツが犯人じゃないか、、となるがそうは行かないのだ。ある時は辣腕弁護士、違うストーリーでは出世意欲丸出しだがやはり有名な事務所のパートナーでもある父親からは認めて貰えず勘当されちまうアホな新人弁護士も登場する。そんな流れに押し流されて結局気がついたら5冊を読み終わり現在6冊目に突入、、これが又、すこぶる面白い展開になっていて連日”早く9時になれ、、”みたいな心境で御座います。

全部出版された時に読み終わっているのだがこうして再読しても以前読んだことはさっぱり忘れている。ところどころ覚えはあるものの人間の記憶なんていい加減なものさ、、マズい、これはワタシの事ですが、。でも一冊で二度楽しめる、こりゃ完全に元を取っているよな、。

しかし一日は24時間、仕事をしてメシを作って食って、家の掃除から洗濯や買い物もこなし映画を毎日のように見て、こうして読書三昧、、これってどうやってやりくりしているのやら、間違いなく言える事は映画以外のテレビ番組は一切見てないって事ぐらいか??ならば帳尻は合う?でも野球は見ているな~、、。

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