”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”プレッジ”(01年)

この邦題は酷い、、担当者出てこい!と言いたくなるよ、。原題は”The Pledge"、その意味は”取り決め、固い約束、誓約とか誓い”とかなんだがそれをそのまま名詞扱いにしてカタカナ化、、これじゃダレも見ないし第一意味がワカンネー、だろう。

でも内容は;

ジェリー(ジャック・ニコルソン)が刑事を定年退職するその日に少女惨殺事件が発生した。ジェリーは被害者の母親に”魂にかけて”犯人を捕まえると”固く誓う”これが”The Pledge"で原題になっているのだ。その後、すぐに容疑者が捕まり、取調中に自殺したことで事件は決着したとされたが、他に真犯人がいると直感したジェリーは退職後も事件を追う。退職後の心の隙間を埋めるかのように執拗に真相を追い続けるジェリーであったが、、、、by ウィキ

と言うお話、コレを読んだらまずミステリーファンは見たくなる設定ではないか。しかも監督がショーン・ペンベニチオ・デル・トロヘレン・ミレンミッキー・ロークロビン・ライトアーロン・エッカートにヴェネッサ・レッドグレイブまで配役されている豪華版である。

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そりゃジャック・ニコルソンは”チャイナタウン”(74年)で私立探偵 JJゲティスを演じた時のような切れ味もないし郷愁を呼ぶような雰囲気でもない。もっと後に主演した”恋愛小説家”(97年)の気難しい病的なおっさん役とも違うのだが此処では”誓約”したので退職後も必死になって真犯人を追うのだ、、その気迫は健在である。

監督のショーン・ペンはこの映画が制作された当時はロビン・ライトと結婚していたんだった、、まあそれなりの配役だったんだがなぁ~、。原作はスイス人のフリードリヒ・デュレンマットと言う推理小説作家、他にも映画化されている作品はあるのだがちょっとアクが強くてその存在は知ってはいたが小説は読んだことがない、。

このショーン監督も先輩、イーストウッド監督を見習って”ミスティック・リバー”(03年)みたいにしてたらもっとヒットしてたし評価だって良かったのに、、でもこの邦題じゃ日本では絶対にダメだよ、。現にワタシだって”The Pledge"となっているから誰が出ている?と一応チェックはしたが”プレッジ”と書かれていたら”ふ~ん”で終わっていた。

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