”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

プールの保全管理

オーストラリア、特にこのクイーンズランド州は気候が良いし面積もあるので一般家庭にもプールを設置しているところが多い。無論、これが売買に際しては”目玉”になるしプールがあると言うだけで2万ドルからその価値が上がるそうな。

もう一つ利点もあるのだ、、、それは庭や芝生にして置くより水を張っていれば手入れが不要とか、、これは完全に不動産屋トークだが、。実際にプールを持った家庭では年に数回しか使わないよ、とか薬品や水に金がかかってしょうがない、、これが本音である。でも幼い子供でもいりゃ父ちゃん母ちゃんはそんな事は普通考えない。

しかし現実は毎年毎年プールでの事故が多いのだ。親がちょっと目を離した隙に乳児が転落とかボールを追ってそのままドブン、、何でそうなるの、と言うくらい毎年ニュースになる。そんな背景がありプールを管理する側は大変に面倒なことになって来ている。特にうちのように集合住宅の場合、自分ちの裏庭にありゃそりゃ金も暇も掛かるが管理人がちゃんと面倒を見ているプールは一番気楽で面倒がなくて良い。

賃貸物件として見た場合は確かに利点もあるのだが住居を買い住み着いている住人に取っては幾ら32軒で水道代から薬品代その他を分担するとは言ってもほぼ利用者はゼロに近い、、それに利用者は99%賃貸者なので経費を払っているのは土地家屋持ちのオーナーさん、なので組合の会合では何時も文句が出る。

それに”Pool Certificate"(安全管理証書)と言うのを毎年更新しないといけないのだ。州政府から任命されたプール監視人に依頼して毎年証書を発行して貰う。今年も昨年頼んだおっちゃんに来てもらったのだが、、、。

イメージ 1
まず難癖を付けたのはこれ、、フェンスの外側に敷き詰めたバーク(樹木を粉砕したもの)これが盛り上がってきているので平に均すように、、だってさ、アンタ、昨年と全く同じじゃんその時は文句言ってないし、。

に始まって次は裏のフェンスのゲートが施錠してあってちゃんと締まるかどうか判らない。更にフェンスとプールの隣にある住宅のフェンスが離れ過ぎているのでロープか何かでしっかり止めるように、、。

イメージ 2幾らガキでも僅か20cmの幅をどうやっても通り抜けるのは不可能だろ、とは無駄な抵抗は試みたのだがダメ、、もう絶対オマエには来年頼まない!!と意を決したのであります。

そりゃプール安全の為に労は惜しまない、でも昨年は何の問題もなかったし法律が厳しくなったとも聞いてないのに何で今年はいかんのか、、このオヤジ、記録用に写真だって撮ってないし昨年と比較しようもないと思うのだが、、、何せこっちは毎日ちゃんと見回り、やる事はやっているんだぜ。そんなで朝から又もや汗をかきながら地面を均し、ロープを結びつけ裏のゲートの開け閉めを点検しているのです。

一般家庭でのこのプール事故、それとやはり事故率が高いのは車庫前でバックなりしてて子供を巻き込むケース、これは日本でもあるようだがやれ自動運転車の開発を急ぐよりこんな事を防げる車は出来んのか??

プールだって幼児から泳げるようにするとか、、幾らゲートは大人が上部に付いたラッチを上げないと開かないとは言っても現実に事故は親と一緒にそのゲートを通りプール周りに入ってから起きているのだ。それも親が携帯で話している隙にと言うのが一番多いケース、もうゲートを管理する以前に親の教育が先じゃないのか??と地面を均しながら思うのである。

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