”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

終着駅シリーズ30、”殺人の債権”

原作は森村誠一大先輩(ホテル屋の)、、かなり昔からこの人の原作は殆んど読破しているのだが最近書かれているミステリーはすっかりご無沙汰だ。今回久し振りに家内がお友達から借りた大量のDVD群にこんなタイトルが埋もれていたので慌てて昨晩、食後のひと時を、、;

イメージ 1主人公は牛尾刑事、そしてその同僚刑事さんの活躍を描いたものでシリーズは90年代からテレ朝で放映されているらしい。

2時間枠なのでもう殆んど劇場映画並みの長さ、ウィキに依るとどうも不定期らしいが毎年制作されているようで今回見たのは昨年放映されたシリーズ30回目の記念作品だそうな、。まあ”これが見たい”と思ってチャンネルを合わせる訳じゃなくたまたまお借りしたDVDに収録されているだけなので何時、何が見れるか判らないのがタマにキズ、、と言うか玉手箱式でそれの方が面白いかも??ストーリーはちょっと手抜きして、こんな感じですた、。

新宿西署管内の公園で男性の絞殺死体が発見され、牛尾正直刑事(片岡鶴太郎)たちが捜査に乗り出した。だが、身元を示すものはすべて奪われており、強盗に見せかけた顔見知りによる犯行の線が濃厚だった。

そんな中、殺されたのは夫ではないかと、宗形鮎子(真飛聖)という女性が捜査本部を訪ねて来る。ホテルの企画マンである夫の圭介(近藤公園)が、10日ほど前から連絡が取れないという。すぐに遺体の確認をしてもらったところ別人だったようで、鮎子は新婚3カ月の夫が失踪する理由がわからないと、肩を落として署を後にする。

翌日、死体の身元が会社員・古沢周一(西興一朗)と判明する。さっそく古沢のマンションを訪ねた牛尾だが、驚いたことに部屋はひどく荒らされていた。鍵を持ち去った犯人が、何かを探すために忍び込んだと思われた。

その後、かつて古沢と同棲していた小林美穂吉井怜)にたどり着く。彼女の話によると、事件当日の昼間、古沢が突然現れ、段ボール箱を預けていったという。古沢は「これは、大事な“債権”なんだ」と話していたらしい。牛尾たちが段ボールを開封すると、中には血痕の付着したジャケットと、3年前の殺人事件の新聞記事の切り抜きが入っていた。その事件は、長野県茅野市にある“大澄池”で地元出身の女性・五十嵐さやか(窪真理)が暴行の上、殺害されたというもので、事件はさやかが4年間勤めた新宿の眼鏡店を辞めて地元に帰った日に起きており、未解決のまま今日に至っていた。

鑑定の結果、ジャケットに付着した血痕は、被害者・さやかのものと特定される。事件の関連を捜査するために、茅野市の大澄池まで赴いた牛尾は、そこで意外な人物と出会う。弁護士の岡本弘志(河相我聞)を伴った、鮎子だった。「なぜこの場所に?」と問う牛尾に、鮎子は夫の部屋から3年前の事件の記事の切り抜きが見つかったと打ち明けるが…!?

いや~、、このドラマ、過去にも何回か見ているのだが演技陣がかなり優秀だ。無論良き脚本あってのドラマなんだが組立もしっかりしているし、、森村誠一原作なので途中で”絶対アイツが犯人だよ”と判ってしまうがその経緯と動機解明が焦点になってくる。思いがけず、、そりゃシツレイ、イヤ~、過去のケースからこのシリーズは優れた作品だってのが判っているから優先して見たんだし、、お茶の間で楽しめる良質の刑事ドラマでした。

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