”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”クリミナル2人の記憶を持つ男”(16年)

原題は”Criminal”、邦題には”クリミナル2人の記憶を持つ男”とご丁寧にも解説付きだ。主演はケビン・コスナーゲイリー・オールドマン、それにトミー・リー・ジョーンズそしてチョト出でライアン・レイノルズとかなり豪華な顔ぶれだ。

ブログ友の>atts1964さん
それに>チャコティ副長さん

そして>ジーナさんも、、

で拝見してなけりゃそのまま忘れていたかも知れない。

イメージ 1舞台はロンドン、背景はダッチマンと呼ばれる天才ハッカーアメリカの軍部ミサイル機能を独自に操作出来るプログラムを開発してしまいその争奪戦がメイン、そこへCIAやロシアが介入して来ると言うちょっと目先が違う設定になっている。

主演はケビン・コスナー、、珍しい役回りで此処ではハイ・セキュティの刑務所に繋がれる死刑囚だ。CIAの担当者がゲイリー・オールドマンジェリコ死刑囚(K・コスナー)に脳のインプラント移植を施す医者がトミー・リー・ジョーンズおじさんだ。

最初にロンドンの街中で大金が入ったバッグを受け取るのがゲイリー・オールドマンの部下のエージェント、(R・レイノルズ)だがCIAの仲間が合流する前にワルイ奴らに拉致されて拷問の挙句、殺されてしまう。実は彼だけがダッチマンの居場所を知る人間で死んじまって肝心の現金も行方不明、、CIAは最新技術を開発中のフランクス博士(T・L・ジョーンズ)に頼んで死んだエージェントの脳を死刑囚のジェリコに部分移植し彼の記憶を辿ろうとする。とまあこんな感じで物語が進んでいく、、。まあ実際にそんな”部分脳移植”が出来るか出来ないかは別して凶暴で人を殺めることに何の躊躇もしないジェリコがエージェントの脳を移植され部分部分記憶が彼のモノになって行くところが見所かも知れない。

ケビン・コスナーはアクションもこなし、傍若無人ぶりを発揮しながらも記憶に苦悩しエージェントのビリーが残した愛妻と一人娘に憑かれて行く、、さて何処までがビリーの記憶なのか何処からが極悪人、ジェリコなのか??最後まで弛れる事なくハラハラしながら見れた、、こりゃ隠れたB級++作品じゃなかろうか?

イメージ 2
これはちょっと余談ですが、、やはり何処かの刑務所に終身刑で服役していたのはメイソン大尉(ショーン・コネリー)で映画は”ザ・ロック”(96年)だった。彼もFBIの依頼で刑務所から出され島に立て篭ったテロ細菌爆弾犯と対峙する為にその昔、自分がアルカトラズ島から脱走したルートを逆に辿って潜入する羽目に、。


こっちの映画で死刑囚として服役していたジェリコはこっち、、何せ凶暴で個室の中でもチェーンに繋がれているまさに”ジェリコ繋がれざる者”なのだ、、。二人共同じような雰囲気で髪はボサボサ、(あったのか?)でヒゲもじゃの例のスタイル、。何となくこの二人のムショぐらしを比較してみたくなった。

イメージ 3

アメリカ本土やイギリスでは昨年の4月に公開済み、、日本じゃ公開中、オーストラリアじゃ劇場公開はスルーでいきなりFOXさんで6ドル配信、、どうも最近これならと思う映画でも公開日がバラバラだなぁ~、、。アメリカじゃもうDVD化されているんじゃなかろうか?日本じゃやっと劇場公開だと言うのに、、ああオーストラリアじゃやってないし、、ちょっと時間が経過してもこうして見れりゃ良いのですが、。

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