4月25日、今日は毎年やって来る”Anzac Day”である。これは”Australian New Zealand Army Corps.”の略で第一次世界大戦末期、1915年にガリポリの戦いで勇敢に戦った兵士達を称える日である。1916年に正式に制定されたのだがその後、第二次世界大戦後には戦没者記念日してすべての戦争に参加した兵士達を称える日となっている。
昔はこの日はちょっと外出するのも気が引けたが街の飲み屋にさえ入らなけりゃ問題はないようだ、、相手が酔っ払っているようだと君子危うしに近寄らず、、と自分に言い聞かせているのだがもう近年はそんなに張り切って出掛ける事もないし、、。
ブリスベン市内のど真ん中に”アンザック・スクエアー”と呼ばれる聖地があり今朝はこの地でドーン・サービス(夜明けの祈り)が開催された。
同時にトルコのガリポリ海岸へも多くの遺族や親族が訪問し同じようなドーン・サービスを、、総勢数千人単位の規模となる。
そもそもオーストラリア&ニュージーランド軍はどんな大戦にも兵士を多く送り出している。ルーツは英国へたどり着くのだが連合軍の一員として要望されて出兵しているのか率先して参加しているのか、、。対日本軍との交戦は第二次大戦でダーウィンへの日本軍侵略もあったしポートモレスビー作戦では(Kokoda Track)米軍との共同作戦が実施され14、000人のオーストラリア兵士が派遣されているのだ。
時代は流れ70年余が経過しているのだが現状は世界平和とは程遠い、何処を見ても紛争だらけ。しかも今度はテロ組織がその先陣を切って各国で活発な作戦を繰り広げている。歴史的な領土問題、民族対立、信仰、国の主義主張、、もう理由はキリがない、、各国、首謀者夫々の言い分があり紛争は収まる気配さえないのが現実だ。
今日はちょっと神妙に世界平和を祈ろうじゃないか?
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