”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ジーサンズ はじめての強盗”(17年)

イメージ 1近くのシネコンで昨日から公開されている。何とかして行きたいのだが、相変わらず賃貸募集中で電話が鳴らないのだ、、映画館の前に行くと何故も電話が鳴るものなのでいっそ行ってやるか?でもその場でUターンして帰って来ないといかんし、、過去にはマックのドライブスルー、それに銀行の窓口に立っている時に問い合わせの電話が鳴り慌てて帰って来たケースがあるのだが、。

原題は”Going In Style"、まさに”我が道を行く”みたいなタイトルだが邦題は”ジーサンズ はじめての強盗”と内容を説明しちまっている、。まあそれでもシニア3人を”ジーサンズ”と呼んだ配給元の思いつきには合格点か?”ゴーイング・イン・スタイル”じゃなくて良かった、、、。

その”ジーサンズ”、、モーガン・フリーマンマイケル・ケインそしてアラン・アーキンの3人がはじめて強盗に挑むお話らしい。監督はザック・ブラフと言って”ニイチャンズ”の一員、、それが果たしてどんな手法で爺さん三人を仕切っているのやら?

概略は、、;

3人の高齢者が長年働いていた会社が買収され、会社が積み立てていた従業員のための年金が再編費用に回されてしまった。3人は絶望の淵に立たされたが、そのうちの一人が銀行強盗を目撃し、事態を打開する策を思いつく。自分たちの年金だったはずのお金を保有する銀行を襲って、老後の資金を取り返してしまえば良いではないかと、、、。

こんな内容らしいのだがこれは我ら世代には他人事、、いや映画の中での事だと思えないのだ。現に日本国内では企業年金の積立、資産運用が破綻して従業員だった人たちに払えなくなっているケースがある。そうなると年金機構だけに頼る現実は非常に厳しい、その老齢年金、厚生年金だけで果たして食って行けるのか?そうなるとこの”ジーサンズ”みたいに銀行へ押し込むってのも方法かも知れないぞ、、。

まあこの映画がヒットしたお陰でこんな連中が沢山出て来ても困るのだが、。実年齢はモーガン・フリーマンが79、マイケル・ケインが84でアラン・アーキンが83歳とワタシよりかなり先輩なのだがそれにしても皆さんお元気だ、。

全米では3000館以上の映画館で公開され週末の集計でいきなり4位に進出したとか書かれていた。オーストラリアでも拡大ロードショーなので”全豪が笑い転げた”、映画として宣伝されるのか??やっぱり同世代をメイン・キャラクターに据えた映画は此方では支持されているようだ、、何せ館内は”ジーサンズ”に”バーサンズ”で溢れているし、この際、シニアカードを握りしめてお仲間に入れて貰うべぇ~、。

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