今日のこの試合はブログに記録を残しておくしかないだろう、、。昨日の田中クンの完封試合に次いでそりゃ凄い試合だった。
3対0で3安打完封試合を演じたマー君、これで開幕から何だかんだと言われたが4月は3勝だ。
そして今年のニューヨーク・ヤンキースはちょっと違うぜ、を実感させてくれた今日の試合。9月までの半年間、メージャーは各チームが162試合を戦う長丁場だがこんな試合はそうそう見れない。最も今日はバスケットのプレイオフに優先権があって試合の放映はなかったんだが、、頼みますよFOXさんこんな試合は何とか放映してくださいな。
本拠地のヤンキースタジアムでは既に10試合やっているのだが負けたのは一度だけ、、現在のところ9勝1敗なのだ。それが今日は実に凄まじい試合でこりゃ今夜は祝杯だぞ、、。対戦相手は今年も好調なボルティモア・オリオールズ、試合中盤の5回で完全に主導権を取られ5対0の劣勢だ。もう去年ならこれでお疲れさん、、って感じになり中継もネット観戦も放り出していた。
そして6回には更に4点を追加されもう9対1に、、流石に今日はもう6回でダメじゃんと中継とはオサラバして映画観戦に、、でもちょっと気になったので再度中継を覗いてみると7回の裏にエルズベリーの満塁ホームランが飛び出し11対8と追い上げている、こうなったらもう見るっきゃない。そしてネットの中継モードへ突入だぁ~、、。
でも劣勢は変わらない遂に9回の裏の攻撃、まだ差はそのまま3点で推移している。それが何とランナー二人を出してカストロが起死回生で踏ん張りスリーランをかっ飛ばしたのだ。何と9回の裏の同点劇、これで”ルーズベルト・ゲーム”を遥かに超える11対11の同点に、。こうなったらベンチの気分は押せ押せモードに突入、、抑えの守護神100マイル投手のチャップマンが延長10回の表を難なく押さえ10回の裏、ヤンキースの攻撃だ。
オリオールズの投手はアキーノ、、これは荷が重い可哀想な気がしたがこれも勝負、でも全然ストライクが入らない。あっという間に二人をフォアボールで出してしまいやっとの思いでヘドリーを打ち取る、これで一死、あとの二人が繋げば大逆転劇の完成かな、、と思う間もなく初球の外角に来たストレート、、バッターボックスは今年カーディナルズから移籍して来たホリデイだ、、さっとひと振りした打球はセンター右方向へ一直線、、、これがブルペンに飛び込むスリーラン・ホームランとなり遂に9回に追いつきその延長で又もやホームランで11対14で延長戦をサヨナラで飾ったのであります、、。
今年は見ていて興奮する選手が大勢いる。その筆頭がこのアーロン・ジャッジ、一昨日25歳の誕生日を迎えた外野手。身長が190cmを越す大型選手で既に開幕から快調に飛ばしホームランも9本、今日の試合でも2本大きなホームランをかっ飛ばしている。
まだ打率が低いせいか6番を打っているが彼が不動の3、4番に座る頃はもう首位を独走しているかも知れないぞ、。
このヤンキース、メージャーでは歴史も一番古いし名門チームだ。世の中そんなもんで強すぎて嫌いだぁ~、、的なファンからはそっぽを向かれるケースが多く”スターウォーズ”の”悪の帝王”をモジって帝国の逆襲と言われるのはその為である。それにユニフォームがメージャーのチームでは一番派手さのない”黒と縦縞”なんである。
それに何処かの国でも同じような規律を守るチームがあるがヤンキースはヒゲもじゃ、刺青は御法度である。常に紳士であれ、をモットーに球界ではこの姿勢を貫いている。これは伝統なので今時そんなのは受けないぜ、、と言うファンは他所を応援すりゃ良いんだ。確かにその豊富な資金力を武器に有力な選手を引き抜いて来ては中心打者に据える、それが反発を買ったりしていたのだが今や常勝集団とは遠い存在にそして近年はマイナーから育て上げた自前の選手が活躍するようになったのだ。
毎回本拠地で勝利するとフランク・シナトラのお馴染みの曲、”ニューヨーク・ニュヨーク”がかかる。これを聞きたくて毎回楽しみしているのだが今年はこれで10回の試合中9回も聞いている。今年は楽しみが増えたぜ、、頼みますよ。
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