”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”雨の日は会えない、晴れた日は君を想う”(16年)

うわ~、、やられた、、何と原題は”Demolition"(破壊とかぶっ壊す、、)と言ってその昔、スタローンが主演で”デモリッション・マン”と言うのがあったが今回は邦題がそのままじゃなくて”雨の日は会えない、晴れた日は君を想う”(16年)となっている。

この邦題の感性はスゴいじゃないか、、、映画を見終わってもちょっとこれは思いつかなかったよ、でもこのタイトルだったら絶対に見てないかな、、デモリッションと言うのでさて主役のジェイク・ギレンホールがどんなぶっ壊し方をしているのか、、それだけで見たのだが、。

イメージ 1お話はいたって簡単、、ニューヨークで成功している投資会社の重役、デイビス(J・ギレンホール)は郊外から市内へ通勤しながら裕福な生活振りだ、。その彼の妻がある日交通事故で死んでしまう、、茫然自失のデイビス、義父のフィル(クリス・クーパー)にも”ちょっと休暇を取れよ”と言われる、、って事は妻の父親の会社に居るって事か?まあこの裕福な生活振りは”逆タマ”、、って事になるんだろう。

しかしそれからが問題だ、、妻を亡くした思いからそれまで築いた立派な邸宅や生活振りが疎ましくなりそれらを全部ぶっ壊し始めるのだ、、まあこの辺りは解釈の違いもあるだろうが”ナンでこうなるの?”って気もしないでもない、、。そんな彼、ある日コールセンターの担当者と話た事から頻繁に電話で話すことに、、会社内に設置されていた自販機の具合が悪く、お金を投入しても商品が出て来ない。その顛末を苦情にして手紙を書いて送りつけた相手がクレーム係の彼女、、それがカレン(ナオミ・ワッツ)で一人息子を持つシングルマザーだ、、。うん、、ぶっ壊し始める前にカレンと知り合っていたんじゃないか?息子もぶっ壊しを手伝っていたような、、。

そんな感じで淡々とぶっ壊し作業を続けるデイビス、、きっかけは自宅の冷蔵庫の水漏れ、、これを直そうとして結局全部分解、、更に自分の事務所も解体してしまいもう手が付けられない有様だ、、それが講じて結果自分の邸宅も解体してしまうと言う俄かには信じらない光景が続くのだ、確かに解体中に見つけた妻の手紙、これがまたショックで義父母がそれに油を注ぐような事を言うのでもうデイビスは誰にも止められない、、。

救いはカレンとその息子、、その二人と接しているうちに徐々に回復、、と言うか正気を戻して行くのだが、、。

どうも折角最後まで見たのにちゃんと理解してないかな?もっと奥が深い映画だったのか??しかしどうもこの手の”デモリッション”は苦手で、、さて自分だったらどうするか??最愛の妻を亡くししかも彼女が妊娠してた、、それにあろう事か父親は違う人だった、、何て事だったら、、やっぱりぶっ壊しまくっているかな??


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