”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”テイキング・ライブス”(04年)

原題は”Taking Lives"と殺人ミステリーにしちゃ実に核心を突くこれっきゃないようなど真ん中のストライクだが邦題を”テイキング・ライブス”、、とそのままカタカナにするとどうも間が抜けているような、、この邦題じゃ誰も見ないだろ?やっぱりテレ朝もこれじゃいかんと思ったのか自社の放映時には”他人を生きる殺人者”と副題をつけている。でも原作は89年にマイケル・パイが書いたもので翻訳時のタイトルは”人生を盗む男”、、何でこれじゃいかんのかな??

主演はアンジョリーナ・ジョリーにイーサン・ホーク、それにキーファー・サザーランドジーナ・ローランドも出ている連続殺人事件の捜査だ。アンジョリーナは”ボーン・コレクター”(99年)で新米ニューヨーク警察官を演じたのだがこの映画ではFBI捜査官に昇格、ベテラン捜査官としてカナダはモントリオールの殺人事件捜査に派遣される役どころだ。

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ストーリーはこんな感じ、、by ウィキ;

83年のカナダ、、ある日マーティン・アッシャーという一人の少年が家を出た。数日後、母親(ジーナ・ローランド)のもとに彼が交通事故で死亡したという知らせが届く。

そして20年以上が経過した現在、モントリオールの建設現場で白骨化が進んだ死体が発見される。モントリオール警察ではFBIに捜査協力を要請、特別捜査官イリアナ・スコット(アンジョリーナ・ジョリー)が派遣されてくる。イリアナは殺人現場と死体、あるいは現場の写真だけで犯人像を分析するプロファイリングの専門家だった。


死体が発見された現場に横たわり、犯人像を絞り込むイリアナ、徐々に捜査は進展するが、その矢先第二の殺人事件が発生する。イリアナはこの事件の目撃者、ジェームズ・コスタ(イーサン・ホーク)を尋問するのだが、一方で”19年前に死んだはずの息子を、今日目撃した”という老婦人アッシャー夫人が現れる。

そしてイリアナは、マーティン・アッシャーが次々に人を殺してはその人物になり代わり名前や地位を乗っ取っており、次の目標がコスタらしいと推理する。警察はその推理に従ってコスタを餌にアッシャーを誘き寄せて捕らえようと計画するのだが、、。

こうやって読むとミステリーファン期待の一作っぽい、こりゃ見たいかな?となるぜ、、確かにアンジョリーナがまだ若いしちょいと影がある役柄だが同じFBIのプロファイラーを”羊たちの沈黙”で演じたジョディ・フォスターにも負けない熱演だ。彼女の推理で真犯人を追い詰める場面やカーチェイス、、それに最後のどんでん返し、かなり見応えのある犯罪ミステリーに仕上がっている。最後はやられた、、まさかこう来るとは、。

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