”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”おまけつき新婚生活”(03年)

この映画の原題は”Duplex"と言う、、邦題は恐らくそのままカタカナ化だな、、と思ったらあっと驚く”おまけつき新婚生活”だと、、こりゃ凄い想像力じゃないか?これを英語表記にすると”An Extra To A Newlywed”或いは”An Honeymoon Couple With Something Extra"って事にならんか?

03年の映画だが主演がベン・スティラードリュー・バリモア、そして監督がダニー・デ・ヴィート、、こりゃもう邦題からしてお笑い系だと判る。そりゃ”メゾネット”とか”二世帯住宅”と言われても訳が判らないよなぁ~、、。

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ニューヨークに住む新婚カップル、新進気鋭の作家アレックス(B・スティラー)と出版社のエディター、ナンシー(D・バリモア)はマイホームと子供が欲しくて毎日物件探し、、やっと不動産屋と交渉してブルックリンに理想的な物件を見つけた。

それは、暖炉が3つもある重厚で瀟洒な年代物のメゾネットなんだが、、。但しここは二世帯住宅で、昔から政府の家賃統制対象となっている地域、2階には老婆のコネリー夫人が格安家賃で間借りしていた。しかし、彼女が一見したところ病弱であの世へ行くのも近い、と判断したアレックスとナンシーは結局この物件を購入、、、
by allcinema

そのまますんなり行けば理想の物件が手に入り幸せいっぱいの新婚さんなんだがその老婆がクセ者なんだ、、、いたよいたよ、こんな人がうちにも。もう毎日のように電話して来ちゃ”アレが壊れた”、”コレを直して”、最初はそれなりにやっていたのだがこの映画の主人公二人と全く同じ状況だったわい、。どうもこんな映画は現実に引き戻される、、。

映画は”ホーム・アローン”並にこの新婚夫婦が何とか老婆を追い出そうとあの手この手を尽くすのだがそれがもう笑い転げる程に面白い、、老婆を演じたアイリーン・エッセルはもろアイリッシュ訛りでトボけた演技、、二人のやる事を見澄ましているのか自然と判るのか、、さては魂胆があって色々な依頼ごとをしているのか最初はアレックスもナンシーもごく普通に対応し、、対応しようと思うのだが段々にエスカレートしていくのです、、そして最後は”あっと驚く”展開になってThe End、。

映画館へ出向いて見る気にはならないが、、夕方以降の2時間すっかり一人で笑い転げちまった、、家内に”アナタ、、今度は顎が外れますよ”と言われてハタと現実に引き戻された、、”今度はテレビを見てて顎が外れました、”、とは幾らなんでも救急病院へは行きたくない。

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