以下実況中継です;
まず日本の中継だと
ワンストライク、ツーボール、ピッチャー振りかぶって投げた、、
アメリカのメージャー放送だと
ツーボール、ワンストライク、ピッチャー振りかぶって投げた、、
となるのだ。
日本ではホームランは観客席に入ると言うことから”入った、、”と表現されるのがあったり前だがアチラではホームランボールは”グランドから出る”と言う解釈なので何処のアナウンサーでも”出ました”と表現する。無論、場外ホームランってのもない事はないがその場合は”球場から出てしまう”のだ。
ホームランはやはり一番の見せ場、と言うか誰しも期待している瞬間なので各局のアナウンサーも夫々個性的な表現をする。ヤンキースの放映を担当しているYES局のアナウンサーは必ず”See Yu Later"と言う表現で”ホールよサイナラ、、”みたいな表現をするし他にはまさにそのまま”Good Bye Ball”ナンて言ったり、”Into The Seats"やら”Ball Is Gone"もある。
更には”アディオス”、”バックバックバック、、ゴーン”、”サイナラとキスを、、”もあるし、”あのベイビー見てみろよ、行っちまったぜ”、”ボールは過去のもんさ”、、等などこの辺りは単に”入りましたっ!”と言ってる日本のアナウンサーより断然個性的かも知れない。
それともう一つ、大きな表現の違いは最終回、裏の攻撃で”サヨナラ”のケース。日本じゃこれっきゃない表現で”あああっ~、、出ました。サヨナラホームランです”とか”ヒットです、、”と言われるがアチラでは”Walk Off"と表現される。これは”ByeーBye”とか、”Good-Bye Game”でも良いと思うのだが、”歩き去る”と言われるのだ。何か歩いて去っていく、、ってよりこれで終わりとかけて”サヨナラ”の方が適切な気もしないではないのだが、、、。
今日のヤンキースの試合、ずっと良い時と悪い時がはっきりし過ぎている田中くんが自己最多の14奪三振を奪い8回まで投げ抜いた。5回まではノーヒットノーランだったのでひょっとして、、と乗り出した途端に6回に初ヒットを浴び、その後ソロホームランまで”出されて”しまった。でも全く危なげない投球でそのまま6対1で勝利。これで今シーズンは8勝、あと一つ勝てば負け数が9敗なので並ぶことになる。
そして今日の勝利で遂にヤンキースはレッドソックスを抜いて、アメリカンリーグ、東地区でトップに躍り出て来た。通算55勝46敗、これで101試合を経過したので残りは61試合、8~9月が正念場となる。ちょっと目が離せない状況になりつつある、、映画館からは益々足が遠のくなぁ~、、、。
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