”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

いよいよ”ドラゴン・タトゥーの女”の続編か?

どうもこのところ、映画館へ出向いてない。近年のアメコミ、それのシリーズ化やリメイク、それからCG満載で絶対に死なない主人公ってのがどうも足が遠のく原因になっているような気がするのだが、。ならばどんな映画ならメシも食わずともすっ飛んで行くのか、、となると”推理、ミステリーやスパイもの、周到に準備された犯罪もの”などのジャンルに落ち着くような気がする。以前はこれに”SF、史劇、西部劇、戦争、ミュージカル、コメディ、ロマンス等など”何でもござれだった頃とはかなり趣味が違って来ている。

無論、原作から入るケースでは映画化が待ち遠しくて駆けつけるケースが多いのだが先日”再再再見”した”ドラゴン・タトゥーの女”はど真ん中のストライク、まさに待ちに待った映画化でオリジナルのスウェーデン版は散々探して英語の字幕版をe-bayで買い揃え原作の3部作、夫々が前、後編と6冊もあったのを一気読みしている。

スウェーデン版の原作はスティーグ・ラーセンが処女作として書き上げ何とこれが絶筆作品になってしまった。原題は”ミレニアム”で三部作の①が”ドラゴン、、”そして②が”火と戯れる女”、③が”眠れる女と円卓の騎士”となっている。

イメージ 1← 左がルーニー、右がノオミが演じたサランデル。

小説は実に”長編”だが05年に発刊されるや300万部近くを売りあっと言う間にベストセラーに、、その後ドイツ、フランス、アメリカで翻訳され世界30カ国以上で延べ800万部を売り上げたそうだ。当然のように映画化の構想が発表され本国では09年、ノオミ・ラパスを主人公のリスベット・サランデルに据え一気に3部作として公開された。

それが今度はアメリカへ渡り11年、ダニエル・クレイグルーニー・マーラを主演に”ドラゴン・タトゥーの女”が制作された。監督は万を期してデビット・フィンチャー、、これが”R"指定にもかかわらず大ヒット、高収益、高評価となり当初三部作の全てにダニエル・クレイグが出演契約したと伝えられるも17年、今になっても何の進展もないのだ。こんなミステリー仕立てで犯人を追う映画、、これが一番好きなジャンルと言えるだろう、、。

お話は三部作でアメリカ版は①の”ドラゴン、、”だけしか制作されていない、これじゃ欲求不満になるじゃないか、、そんなアメコミやリメイクばっかり作ってないでこの②や③を作れよ、、とは思ってももうルーニー・マーラは売れっ子だしこのリスベット役はやりたがらないんじゃないのかな?

そしたら吉報が、待てば海路の日和ありじゃないが6年も待たされてやっとグッドニュースが、、①で監督をやったデビット・フィンチャーは今度はプロデューサーになるようだが水面下では②と③を飛ばして”ミレニアム”の④にあたる新作(スティーグ・ラーセン亡き後、引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツが15年に書き下ろした)”蜘蛛の巣を払う女”の制作を進めているようだ。

イメージ 2

肝心の配役は刷新され新たにリスベット役にはアリシア・ヴィキャンデル、、とかナタリー・ポートマン、、それにスカーレット・ヨハンセンはどうじゃろうか?と自薦他薦、、プロダクション推奨、、となっているようだ。ダニエル・クレイグはもう出ないのでこっちは白紙状態、、。

ワタシはこのアリシアがイチオシだ、、26歳と若いしスウェーデンの血が混じっている。これまでのリスベットと言う天才コンピューターハッカー、人付き合いが下手で自分の思ったことが上手く伝えられない、そんな雰囲気に一番合っている気がするのだが、、まあ刺青が入るとどうなるやら??

でもナタリー・ポートマンやスカーレット・ヨハンセンは小柄で原作のイメージには合うのだが二人共アラサーだし此処はアリシアを勧めたいなぁ~。

既にスウェーデンでの封切りは18年、10月5日と決まっているとか、、これって何時も不思議な気がするのだが封切り日は決めて、配役その他は現在未定って事でやれるもんなんだろうか??まあ誰に決まるにせよこれでまた楽しみが増えた、。18年なら来年の後半、そんなに遠くじゃないぞ、それまでに体重を5~6キロ落として映画館へ駆けつけるか?どうやっても映画を見るのにジジイの体重は関係ないよなぁ~、。

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