SONYさんにはこのオーストラリアへ来てから二度裏切られている。最初は喜び勇んで買い込んだ”ロケーション・フリー”、、こいつは自宅のテレビ番組をネット経由で送信、受信し、海外でも同じ番組を見れると言う触れ込みで販売された新製品だ。
製品開発時の構想は自宅の浴室でも風呂に浸かりながらでもゆっくりテレビが楽しめる、、それが講じて海外で見ることだって出来るんでないかい?と言うものだった。
06年に発売され自宅のテレビの隣にレコーダーなるものを設置し送信する仕組みだったのだが最初は横浜の長男宅に、、そして次世代の新機種が出るなり今度は札幌の長女の自宅にこのレコーダーを置いて貰いオーストラリアとは時差が一時間しかない利点を生かし日本各局のテレビ番組をリアルタイムで楽しんだ。
しかしまあ世界の優良企業、SONYさんがちゃんと法整備も見越してやっているものだとばかり信じていたら何のことはない、NHKやらあっちこっちからこりゃ”違法じゃん?”と言われて敢え無く頓挫、違法製品のレッテルを貼られ、法定での争いでも著作権侵害で製品自体が無用の長物化してしまった。
試行錯誤すれば今でも見れない事はないようだが発売から僅か6~7年で法的には使用不可の有様だ。似たような製品も数多く出回っており香港を拠点にして中国の放送を見れる商品もあるとか、まあチャンネルの周波数をチョコっといじれば日本の番組も見れる、、と言う実にアブナい設定ではあるのだが、まあそれまでして見る気はサラサラないのだが、、。
これは文庫やら単行本なりを日本から送って貰うと費用も嵩むし時間も掛かる、、っで電子書籍なら手軽に読める、、と意気揚々と発売されて間もない10年、12月に新製品を友人に頼んで成田空港で買って来て貰ったのだ。
こいつは現在でも机の奥に眠ってはいるのだが残念ながら既に無用の長物化している、、理由としてはまずコンテンツがダメなんである。そりゃ漫画とか流行りのハウツーものはごマンとあるしそれなりに最近は充実して来ているのだが、、。ぶっちゃけ完全にアマゾンさんに押されてしまい見る影もないのが現状である。
ワタシがこよなく読みたいと願う翻訳モノ、推理小説やミステリーにスパイものに関してはアガサ・クリスティやらコナン・ドイルとかの遠くの昔、半世紀以上も前に読んだ作品群っきゃないのだ。たまにダン・ブラウンの最新版とかスウェーデンの”ミレニアム”何てのを見かけるとそれが今度は文庫よりも高くてどうしても”ポチッ”と購入ボタンを押す気になれないのだ、。
そんなでもうこの一年以上はある事も忘れていた、、、SONYさんからも忘れた頃に新刊ご案内、と送られて来るがとても読みたいと思わせる作品ソフトがない。そうだな、、久し振りにアクセスしてみるか、、さて暗証番号はナンだったか??もうハンドル名も契約番号だって忘れているじゃん、、。
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