”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

管理人と顔のない依頼人

今回は顔を見せずに掛かってくる問い合わせの電話が多いのだ、、ネットに賃貸募集中の広告を出すとそれこそ冷やかし客が半分以上でそんな”顔のない依頼人”ばかり増えちまう。以前に経験しているのでそれ以来ネット広告は一切やらずひたすら表通りに出した看板だけが頼りだ。にもかかわらず電話は来てもどうもその先が、、家賃を聞いただけですぐに切っちゃうヤツもいるし、しかし電話ってのは何時掛かってくるか判らないので結局何処へも行けやしない。まあ何処へも行かない口実になっているのかも??
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昨日の金曜日は結局ゴミ缶の回収車が来たのは3時近かった、、それからゴミ缶を洗って干して、修理もやって、、そんな最中に一昨日突然やって来たおばちゃんが今度はダンナさんを連れてやって来た。この”顔のある依頼人”は何と名前が”ジャン・ピエール”だと。これまでにジャン・ポールとかジャン・ピエール何て洒落た名前の友人や知人はいなかったなぁ~、、いかにもジャン・ピエールって名前がぴったりのおっちゃん、、何でもオーストラリアへ来たのは南アフリカかららしい、でも明らかに”コモンタレブ”、”トレビエン”の言語の住人で奥さんとはフランス語を喋っているし、、さあどうすんねん?早く決めてよ、、

まあ二日に二回も来たって事はかなり真剣なんだろうな、、と思うがこればかりは何年やってても相手の胸の内までは判らない、余り深く考えずに”来れるもんなら来てみろい”とばかり男は黙って待っていよう、。

一旦事務所へ引き上げて涼んでいると今度はこの管理運営業務の売買を専門に取り扱っている業者殿が登場、実は先週だったかに郵便箱に名刺と業務案内が入っていたのを見てさてどんな具合でこの商売が売却されていくのか聞くことにしてたんだ。内心、こんな金曜日に来るなよ、、とは思ったが言いだしっぺはこっちだし。事務所で話を聞くことにした。っで結局この私邸と業務全般を売却する方向で検討する事になってしまった、、さて価格はそしてどんな期間で売れるものかそれが肝心なポイントだったんだが”この程度で売りましょうかね?”と言う一言で”ハイ、じゃそんなもんでお願いしますだ、、”ともう頼んでいた。家内が聞いたら又、怒るだろうな、、でもそもそも売り時じゃないの、、と言いだしたのは向こうだし、。

その業者のおっちゃんに、、”実は以前住んでいた家は買うのに20分”で決めて7年後に売る時は”僅か二日で決まったんですよ”と言ってみた。ビックリしていたがそんなケースは多々あるそうな、”こればかりは何処にどんな人がいるか判らないし我々としてはその早期決着のお手伝いをするだけです”とこりゃ模範回答だった。

そして今日は土曜日だってのに月末だ、、昨日からずっと引きずっている状態で朝から始めて朝メシも食わずに2時間が経過したがどうしても集計の数字が合わないのだ、、恐らく何でもないことを見過ごしているんだろう。なので再度、銀行明細と家賃集計表と首っ引き、、でも判らない。やる度に合わない数字が違って来るし、ダメだこりゃっで途中休憩。

一時間後に再挑戦、何となく何処が合わないのか判って来た。今月はごく単純な家賃集計だけなのでそんなに違う訳がないのだ、、そこで今度は業者へ支払った数字を拾っていくと、、やった~、、既に支払いを済ませた排水管業者の支払いと8号から引っ越して行った家族、契約が切れてから4日間余計に居たので240ドルを追加料金として徴収してたんだ、それが現金払いだったのでそのままデスクの中に残っているのだ、。それで全部やり直してパソコン殿に再検証して貰う、。やり始めて実に4時間以上が経過してたがやっとこれで全てが収まり完成だ。それから各自に報告書を書いて、此方の会計士にも報告し終了。

今度はその間、肝心の問い合わせの電話は一つも鳴らない、、天気は一気に30度超えで夏模様、早々と冷房を作動させている。これから3月終盤までは泣かさせるな、今からこれじゃ猛暑は覚悟せんと、。