”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

熟年離婚をしない為には、、


11月22日とは”イイ夫婦”って事らしい、、しかし日本は語呂合わせと言うかやたら日にちをイベントにしたがるな、、11月なんかは”イイ”となったらもう毎日何かがあるんじゃなかろうか?やっぱりな~、、ちょっと検索したら、;

11月1日 ワンワンワン→犬の日 (???)
11月3日 いいお産の日 (???)
11月8日 いいバックの日 (??)

11月9日 119番の日といい空気→換気の日
11月10日 いいトイレ
11月、、、、、、、、、、ともう訳の判らない状態でこれじゃ毎日何かあるって事じゃないのか??

っで11月22日は”イイ夫婦”に因んで”熟年離婚をしない為に”と言う記事を見つけた。元ネタは、、;

ベストセラーとなった楠木新さんの「定年後」(中公新書)では、退職して会社などの「居場所」を失った夫が苦戦する一方、妻は地域社会に早くから溶け込んで生き生きしているという夫婦間のギャップが指摘されていた、、。

何とこの手の本がベストセラーに??やはりそれだけ関心事となっている証拠なのか?そして記事の内容を追っていくと、。

定年退職後は充実した自分の時間を楽しめる、、と思いきや総体的に日本人は”会社人間”ゆえ”会社”を離れるともう一人っきり、、孤独なんである。無論普段は会社と行ったり来たりの毎日じゃ地域活動やご近所での付き合いなんてありゃしない。仕事を辞めるとそのツケが一気に巡ってくるらしい。

しかし奥方の方は既にこの領域に入ったベテランと言うケースが多いそうだ。そうなると結果は、、;

居場所を失ってヒマをもてあまし、イラ立つ夫が家に居座り、管理職のように家庭内を仕切るのは、妻にとっては疲れるし、息苦しい。自分のための時間を犠牲にして夫や子どもたちの都合を最優先してきた女性なら、なおのことだ。

となり挙句、”もう一緒には住めない”って事態にレベルアップし婚暦30年以上で離婚に至るケースがこの40年の間に13倍も増加しているらしい、、厚生労働省が公表した数字は75年の年間866件に対して16年には11000件になっていると書かれている。これは他人事と済ませられないぞ、、。

夫が家庭に”常駐”するようになるとそりゃ見たくない事も目にする場合だってあるさな、、それが古女房殿にはストレスになり悩みとなり最後は耐えられなくなって、、とこの記事には書かれている。じゃどうするべ~、、。

● シェアーハウス作戦 ー これは家庭内でお互いが適当な距離を置く、、って事になるのだがお互い好きな色柄や趣味で自分の部屋を模様替えする。これは確かに子供達がいたであろう寝室を”自分の城”に変える事で可能な作戦なんだが、さて現実的にはどんなもんか?

● 地域デビュー作戦 ー ”濡れ落ち葉”脱却とも言えるが地域の活動に進んで参加する。自治会やボランティアで出来る事に積極的に参加する事で自分の居場所をみつけ周りの役に立つ、これはまあ人それぞれ性格もあるし他人と上手くやって行けるかどうか難しい問題ではあるが、、一応社会人としてやって来ている過去があるんだから全然他人とは交わる事が出来ないってケースは少ないかも知れない。

● 思い出共有作戦 ー 定年後に大切にしなければいけないのは、お金よりも「自分が輝いていたことを覚えている配偶者」なのである。そう来たか、、確かに長年一緒にいた訳だから若くて輝いて時期を双方克明に(?)覚えている。なのでその記憶を無くさないように、、と言う信念を持ち平和な生活を続ける事が必要なのさ。

11月22日の「いい夫婦の日」を契機に、あらためて認識してほしいと思う。

さて我が家はどうだろう??ヘタな事は書けないぞ、しかし読み終わってみると”シェアーハウス”作戦は実行中だ、。トイレだって別になっているし、、まあこれはオーストラリアならではの環境なんだが”自分の部屋”があるってのはかなりポイントが高い。

仮に日本へ戻ったら果たして”地域デビュー”は出来るだろうか?大分以前から”濡れ落ち葉”からは脱却しているのだが、、やれ自治会だナンだ、、と言うのは今の生活の延長みたいでこれは全く別の観点から見ていく必要がある。ボランティアで外人さんの観光案内なんてのは良いかも??資格も必要らしいがこれなら可能性ありかも知れない、それには観光客がやって来る街なり名所に住む必要があるんじゃなかろうか?まさか高層ビルや飲み屋街でボランティア案内ってのはないだろう、、。

思い出共有か、、我が家は極端に写真とかが少ないのだ。子供を撮ったビデオなんてものは一切ないしそれこそ運動会だの遠足だのって記録も皆無だ。家族が一緒に撮ったものさえないかも知れない、、まあ双方の言い分は”しっかり頭の中にありますから”、で此処まで来ている。ボケちまったらそれもアウトだが、でもそれはそれでオレは”レプリカント”じゃないって事の証明になるだろう。