”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

大谷クンは何処へ??

同じ日本人としちゃ大谷クンが一体何処の球団へ行くのかは気になる。しかし23歳で行く球団、、職場を自分で決められるってのも凄い事だがこれはこれまでの彼の実績から来ているので誰からも文句は出まい。

イメージ 1しかしちょっと気になるのが彼の代理人としてメージャー各球団との交渉役に選ばれたネズ・バレロ氏、彼はロス・アンジェルスに拠点を置くエージェントで傘下の選手には有名どころも沢山いるのだがハリウッドも御用達で知名度の高い女優、男優さんも所属している。

まあそれはどうでも良いのだが、、この時期にこれはご本人の意向ではないと思うのだが東海岸に拠点を置くヤンキースレッドソックス等の常勝球団へは行かないと意思表示をしている事だ。

バレロ氏は恐らく自分の”守備範囲”である西海岸の球団をターゲットにしているような気もするし報道では現にパドレス(サンディエゴ)やジャイアンツ(サンフランシスコ)等の球団名が挙がっている。彼の魅力は”二刀流”、それは何とか成功させてやりたいのだが打者としてホームラン20本、投手としては10勝をノルマとするとこの数字は西海岸のチームじゃかなり厳しい。

メージャーのアメリカン・リーグは日本のパシフック・リーグ同様、DH制なので投手がバッターボックスに立つ事はない。って事は5日に一度投手として投げる場合は打席に立つ事なく投げる事に集中出来る。しかし上記西海岸の球団ではDH制がないので投手&バッターとして打席に入る、、これじゃ全てのイニングに置いて幾らなんでも負担が多すぎないだろうか?まあそれを克服して初の”二刀流”が完成するのだが完成する前に潰れてしまう可能性だってあるのだ。

恐らくこの代理人になったバレロ氏はこの大谷クンでもう一度大勝負を狙っているんだろう、、即ち23歳で契約し”投、打”を見極め次の一手でさらなる高額契約を狙う、、そんな気がするのだ。その時は高額契約金を払える球団を逆に狙い撃ちするんだろう。

まあ彼の才能を開花させてくれる球団なら何処でも良いのだがイチローはこれだけ長い間メージャーで選手生活を続け一度も優勝に絡んだ球団に在籍した事がない。唯一ヤンキースに居た時期が一番優勝に近かったのだが結果は残念だった、。その反面、メージャーに渡ったその年にワールドシリーズを経験ししかも優勝しちまったラッキーこの上ない日本人選手もいるのだ。

イメージ 2彼の本心は知る由もないが他に日本人選手の居ない球団、西海岸、、日本人が生活しやすい環境、、球団のサポートが万全、充実したコーチ陣(これが最重要課題)等が条件なんだろう。もう年内には渡米先を決めてオフには準備、2月には渡米、となるとそんなにモタモタしている余裕はない。何せアメリカでフル・シーズン野球をすると言うことは日本では考えられないほどの過酷なスケジュールをこなす必要がある。3時間も時差がある西と東、、それに自宅ー空港ーホテルー球場間の移動、これだって日本のような短距離じゃないし時間だってかなり掛かるのだ。それプラス英語の洗礼を受ける事になる、、怪我だけはしないように乗り切って欲しいものだ。