”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

アナハイム・エンジェルスの大谷クン

やっとと言うかぶっちゃけ意外と早く移籍先が決まった。ご本人にとってはこれは嬉しい事だろう。行き先はやはり西海岸、ロスの大分南でアナハイムと言う市を拠点としているアメリカン・リーグの強豪球団”エンジェルス”だ。割と新興球団で以前、松井もプレイした事がある。

イメージ 1しかしどうも今回の契約、おっさんには”出来レース”っぽく見えるのだ。彼がメージャー行きを宣告し先ず最初に数多くの代理人、エージェントがひしめくなかから誰にしようかな、、と思い悩むハズなのにあっと言う間にネズ・バレロ氏に決まっていた。


無論水面下では事前、それも昨年くらいから交渉があったとは察せられるのだが、彼とて昨日今日このプロ選手の代理人業に参入した訳じゃないし多くの”金脈”と契約している実績もあるしロスに拠点を置く凄腕代理人だ。

そしてもう一人、影がちらつきこの契約に何らかの影響力を持っていたんじゃなかろうかと疑わせるのが同じ代理人業の先輩、スコット・ボラス氏である。メージャーの野球ファンなら恐らく知らない人は居ないだろうくらいこのボラス氏はエンジェルスとは深い繋がりがあるのだ。現にアナハイムで開催されるエンジェルスのホームゲームの殆んどでその姿をバックネット裏の観客席に確認出来る。選手たちのいる場所からはちょっと距離があるダッグアウトなんだがこの事実からもボラス氏がかなりエンジェルスとは親密な関係にある事が見て取れるのだ。通常は球団関係者のオーナー、社長、GMらは観客席から球場全体を見下ろしているものだがボラス氏の場合はその立ち位置がグランドレベルにあって選手達と同し目線である。

先の大谷クンの代理人、ネズ・バレロ氏とも同業者と言う関係を超えた親密な付き合いがあっても驚かない。むしろ最初に東海岸の強豪を避けて西海岸一本で移籍先をまとめたのは彼らの思惑があったんじゃなかろうか?そんなところをすっぱ抜く”文春砲”ならぬスポーツ業界砲はないものだろうか??

これで彼も正式にメージャーの選手としてデビューの可能性があると思うと来年の野球がさらに楽しくなる。先ず最初は体力をつけ、怪我に強い身体を作る事、そして”投げる”、”打つ”どちらが先になるにせよ一日も早く一軍でデビューを飾って欲しい。その時は今回蹴ったヤンキースレッドソックスにだけは出ない方が良いぞ。これは老婆心ながら忠告して置きたい。まあ来年一年だけ、それも開幕当初だけですが、、。

アメリカン・リーグの西海岸地区は合計5球団あり今年ワールドシリーズを勝ち抜いたアストロズ以下、エンジェルス、アスレチックス、マリナーズそしてレンジャーズとある。シーズンの合計162試合をやるのだが同じリーグの同地域のチームとは合計76試合、即ち4球団なので毎年19試合も対戦するのだ。なので二股かけられた感のあるマリナーズやレンジャーズとの38試合はそりゃもうあっちは必死になって来るぞ、、ヤンキースレッドソックスがある東海岸地区のチームとは毎年10チームだけが選出され、合計66試合の対戦なので対戦しないケースもあるんだが、、最低あっちとこっちで3試合ずつ6試合はやるんじゃなかろうか。