”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

今夏初の熱帯夜と最後のカード

遂に昨晩は熱帯夜だ、、気温が夜になっても25度を下回らず寝付けない夜になってしまった。毎年こんな寝苦しい夜が7~10日くらいはある。クリスマスが終わり年明けの1~2月に集中するのが常なんだが同時に集中豪雨もくっついて来る。

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冷房を入れっぱなしって訳にも行かないし、、寝室には冷房はなくて天井にファンがぶら下がっているだけ、、でもコイツにはタイマーもないのでそれこそつけっぱなしはヤバいだろう。湿気さえ吹き飛んでしまえば25度でもなんとかなるのだが昨晩のジメジメ感は朝になっても続いている、、そして予想ではこのクリスマスの時期は32~33度とかになっている。まあもうやる事は全部片付いているのでちょこっと見回るだけでこの連休期間は乗り切れるだろう。

家族が集まるこの時期はお爺ちゃん、お婆ちゃんが多いので例年彼らを連れに来たり、子供や孫が大勢訪ねて来る。でもまあ子供が走り回れるような作りでも広さでもないので管理人の心境としては家族を呼ぶのではなく先方へ出掛けて欲しいのだ。

そんな事を考えていたら3号、それに20号は休暇で出掛けるので留守宅をヨロシク、、と来た。これはもう事前に”外側から見るだけよ”と住人には釘を差してあるのでナニがどうなっても一切責任は負わないのだ。そりゃ火災、、何て事になったら大騒ぎだが住人には”火の元”、”戸締り”だけはしっかりやってくれるように頼んでいる。

そして”魔金”の終わった午後も遅く、テレビにしがみついているとドアにドンドン、、早速ナニか問題か?と出てみると19号のおじちゃん、おばちゃんが”今年も一年ありがとう、、”と自家製の一口ミートパイを持って来てくれた。彼らが帰るのと入れ違いに今度は2号のおばちゃん、、ミントチョコレートとキャンディを持参して来てやはり”この一年ありがとう”だよ、、。

そしてトドメは郵便受けに届いた一通のクリスマス・カード、、娘三人の連名で、、以下字幕を付けます、、;

”我々の父が住んでいた期間、本当にお世話になりました。父は早くに母を亡くしこの地に移り住みずっと寡夫暮らしだったのですが毎回、我々三人の娘たちに会うたびに貴方がどんなに献身的に、此処の管理人として、、それ以上の情熱を持って父の世話をしてくれていたのか聞かされていました。10月7日に帰らぬ父となってしまいましたが最後の最後までありがとう御座いました。”

と書かれていてそのオヤジさんが作ったんだと思う遺影付きのカードが添付されていた、、1930年4月14日~2017年10月7日、と書かれている。

参ったなぁ~、、これにはすっかりやられちまったよ。こうして娘三人に世の中との関わり方を伝えて逝ったオヤジさんも素晴らしいのだが、、私が此処にやって来た翌年に管理組合の理事長に就任し以降4年くらい理事会を招集し管理人とは切ってもきれない仲だった。既に80過ぎの高齢だったが実にお元気でボーリングに出掛けたり一人で運転して買い物やら娘さんたちが夫々別な土地に住んでいるのだが訪ねたりと活動的でハイカラな紳士だった。葬儀は結局、ご家族だけで済ませているので我らも含め長年近所付き合いをしていた住人さえ一切知らされなかったのだ。

そしてこの最後のカードは俺も真似しようと決心したのです。

そしてコレはおまけ画像、、全くこれこの通りの毎日です、。違うのはジョーンズおじさんが居ないだけかも??もうBossの缶コーヒー、全部買っちゃおう。うん、こっちじゃ売ってないんだった、、。