その昔、”オーシャンと十一人の仲間”(60年)ってのがあった。ラスベガスを舞台に大掛かりなカジノ強奪を起こすお話で主演はフランク・シナトラ以下彼の”一家”が全員集合そりゃ豪華な顔ぶれだった、、、今や誰も知らないだろうがディーン・マーティン、サミー・デイビスJr、ピーター・ローフォードやらリチャード・コンテにアンジー・ディッキンソンまで勢ぞろいしまさに顔見世興行だった。
それがスティーブン・ソーダーバーグ監督の元にジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツその他と配役もバージョン・アップしリメイクされたのが”オーシャンズ11”(01年)、かなりの収益を上げてしまった。そして今度は”オーシャンズ12”(04年)としてもうシリーズ化の状態、回を追うごとに配役も増え”オーシャンズ13”(07年)ではアル・パチーノを標的のカジノオーナーに選び派手な強奪事件を起こした。
そこまでやったのだが収益も下降気味、流石にスティーブン・ソーダーバーグ監督も”14、、15”とは行けないようでシリーズは13人止まり。うん、そう思っていたらあんりゃ何だい又、制作されているらしい。タイトルは”オーシャンズ8”(18年)になっていてシリーズで主演を演じたダニー・オーシャン役のジョージ・クルーニーと監督だったスティーブン・ソーダーバーグがプロデューサーになっている。
監督はゲイリー・ロスで”ハンガー・ゲーム”等のアクション派、そしてあろうことか配役は主演にダニー・オーシャンとはずっと疎遠になっていたと言う設定で妹のデビー・オーシャンが登場するらしい。その配役がサンドラ・ブロックそしてケイト・ブランシェットにアン・ハサウェイ等などの豪華版、そして今度の女性強盗軍団はカジノじゃなくてニューヨークで宝石強奪事件を起こすらしい。
オリジナルのシナトラ版に敬意を表しているのかバックに流れるのはナンシー・シナトラが歌って大ヒットした"These Boots Are Made for Walkin'"である、、。
オーストラリアでは6月劇場公開、、ちょっと楽しみにしている、。