”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ザ・スノーマン”(17年)

さてこの映画、原題は”The Snowman"(雪だるま?)、主演はマイケル・ファスベンダーレベッカ・ファーガソン(”グレイテスト・ショーマン”)二人が優秀な刑事、舞台は寒いオスロ、、原作はミステリー作家のジョー・ネスボ、、題材はシリアル・キラーそして未解決のコールド・ケースとくれば見ない訳にはいかないぜ。

イメージ 1もう見る前からあっちはスウェーデンが舞台だったが”ドラゴン・タトウーの女”を思い出してしまい期待いっぱいだった。マイケル・ファスベンダーは”エイリアン”では不死身だが今回は普通の人間役でこんな役も似合う。それにレベッカ・ファーガソンは次作、”ミッション・インポッシブル”への繋ぎとして、、歌う場面はないがやはり魅力満点だ。元々スウェーデン人なのでこんな映画には似合う、、それは関係ないか?

ファスベンダーが演じたのは、捜査チームを束ねるエリート刑事。冬になり初雪が降ったその日に一人の女性が姿を消し、“スノーマンキラー”と自称する連続殺人鬼が再び動き始めたことを知る。新任で彼に協力する刑事がレベッカ・ファーガソン、彼らは新たに雪が降って次の犠牲者が出る前に、数十年前の未解決事件との関連を見つけて犯人を突き止めなくてはならない、、、と書かれていてもうこれはワクワクもんです。

イメージ 2どうも日本での公開は未定らしいがさてどうでしょう??こんな刑事モノは買い付けて配給してくれるのか?かなり微妙だな、、上手くいっていきなりDVDデビューかも知れない、。

個人的にはオスロを背景にかなり楽しんだ一本ですが、、犯人の動機がイマイチってのと最後の対決がちょっとねぇ~、、。まさかもう一度撮り直すって事は不可能でしょうが、、ちょっと残念ショーでした、半分くらいで良いので金返して欲しいかな?

こっちの原作は読んでないがやはり”ミレニアム・シリーズ”の”ドラゴン”以下に比べるとプロットと動機、捻り、スピード感が劣るのだ。あっちはもう途中でやめられないくらいドンドン進むし謎が謎を呼ぶ表現法が違うのだ。映像化されたものだってスウェーデン版もハリウッド版も圧倒的に”面白かった”、。主人公の屈折した性格や生い立ちそれに本人は実に真面目にやっているのだが周りが放って置かないそんな事が見所だった。こっちの刑事さんたちは、、はっきり言ってちょっと物足りない。

まあ日本のドラマの刑事さんだって優秀だしこの映画に出て来る連中より仕事ぶりはもっとマシで熱心かも、、この映画の制作費はまあ世界へ配給するのでそりゃ日本のドラマとは桁が違うが35億円程度、二人の出演料で四分の一は消える、、、となるとNHK大河ドラマ一本の制作費が6000万円程度らしいのでそりゃ比較するのが失礼でした。まあ年間予算でこれ一本、、、そう考えるとちょっと心境複雑だな?じゃあやっぱり半分じゃなくて全部返せ~、、かも知れない。