”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

呑兵衛、、

ブリスベン市内にあるチャイナタウン、以前はその名の通り中華街として多くの中華料理屋があり賑わっていたのだが最近はやれタイ料理だ、焼き鳥屋だ、とかで多国籍軍に押され気味で老舗の中華は数軒に減ってしまった。始めてブリスベンへやって来た頃は昼飯に飲茶を食べに来たものだがその飲茶を提供するお店もなくなってしまった。

現在は市内から南へ約20キロほど行ったところにサニー・バンクと言う地域があり中国系のお店は全部そっちへ移ってしまったのだ、。何せ台湾から移住なりで来ているチャイニーズが4万人を楽に越すらしいので本土や香港を含めるとそりゃもう大変な数になっているんだろう。元の人口が何せ多いのでとても日本人には太刀打ち出来ない。そのサニー・バンクへ行くと周りはもう完全にチャイニーズの街、買い物客は当然だがスーパーのレジから店員さんに各種お医者さんまで”ええっ~、、ここは何処っ?”って状況だ。無論、日本式ラーメン屋もあるしあの”モス・バーガー”もこの一角にあるのだ、そりゃ回転すし屋も沢山あるが入ったことはない、、。

その昔、流行っていた方のチャイナタウンの一角に開店してもう20年を優に越すのだがこんなお店がある、、、;

イメージ 1
日本からやって来た青年二人が始めた焼き肉屋さん、、である。当初はシドニーにあった老舗がフランチャイズ化の一環で進出したのだが現在はそのチェーン店を離れ独立したお店として大健闘している。お店の名前も”呑兵衛”、、まさに飲み屋風の名前でちょっと焼き肉屋からは離れているかも、、。



でも現在このブリスベンで日本人が経営しているお店で100%日本風に焼き肉を食べられるお店はここっきゃないのです。まあオージーの感覚としては自分ちの裏庭でやるBBQの延長になるんだろうが目の前のグリルで焼き、それも牛タンとかカルビ、和牛に味は塩やタレも選べるしおまけにキムチやらナムルまで、〆にはビビンバからラーメンもあるとなるとたまには行きたくなるじゃないですか??

イメージ 2店内はこんな感じでかなり広い、奥にはボックス席があったり手前には大きな”雑居テーブル”もあるのだ。しかもお酒は”呑んべい”と言うだけあって実に豊富、日本のスーパー・ドライ生から焼酎、日本酒までナンでもござれ状態だ。

先々週は日本の板さんが握る寿司を堪能したので今度はこっちへ行こうとしているのだが、、さて何時になるか??”お~い、、タマには焼き肉へ行ってみるかぁ?”、、、、返事がない。向こうはそんな気分じゃないのかな?