普段はこの手の”国産”ミステリーは余り読まないのだがこの一週間、ほぼリタイア状態でベッド上で過ごす時間が増えている。そんな時はこんな文庫本が一番だ。
上向きで寝ているのが一番楽で何ともないときにこんだけ寝てると逆に腰が痛くなるもんだが”腰痛”時にはそれを感じないのだ。
ずっと携帯電話を傍に天井を見つめている訳にもいかないので現在はどっぷりと読書にハマっている。家内にこれなら大丈夫よ、、と勧められた堂場瞬一が描くところの警視庁モノ、それも今回は捜査一課とかの殺しの捜査じゃなくて異色の”失踪課”を舞台にしたものだ。
無論架空の警視庁組織だが都内23区を3地区に分担しうち一つが渋谷署の中に設置された総勢7人の精鋭部隊、(警視庁内からはお荷物扱い)高城賢吾と言うアラフォー、中間管理職刑事が主演で女性の室長という上司がいるのだがそこのナンバーツーとして大活躍する”失踪人捜査”のお話だ。
実は先週の金曜日に読み始めたのだがもう止められない状態、この高城賢吾シリーズは全部で10冊あるのだがほぼ毎日1冊を読み切って今や8冊目に突入している。
固まったままでずっと読むといかんので右側のページを読むときは身体全体を右に向け、左側のページは上向きになってと忙しいのだがそれでも途中で投げ出す事なく今度は寝不足が心配になるくらいだ、。
どうやら2009年に初版が出版され2013年まで継続され10冊のシリーズとなっている。10年にはテレ朝でドラマ化もされているようだ、、ちょっと配役の印象が違うようだが原作は良く知った場所が登場するしなかなかに主人公の高城健吾がハードボイルド(?)調、公務員じゃなくてこりゃ私立探偵のノリじゃないかな、、とも感じるがやはり組織がバックにないと大掛かりな捜査は進まないだろう、、タイトルは全部漢字二文字で表記されていて上記”漂泊”のストーリーは、、、;
となっていて今の所読み終わった7冊中ではこれが一番の出来じゃないだろうか?今日の金曜日で丁度一週間が経過、ちゃんとスニーカーも履いて外回りもやりゴミ缶の整列も半分家内の手を借りて済ませた、さてそろそろ専門医なりを見付け、針灸でも良いが本格的な治療に行くかな?