”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ゲイリー・オールドマンを称えて

21日は彼、ゲイリー・オールドマンの誕生日だった。別に親戚でもナンでもないのだが先のオスカー、主演男優賞を称えてちょっと振り返ってみた。

58年にロンドンで生まれ79年に学業を終えて映画デビューは82年、それからもう36年が経過している。その長い映画人生でワタシが一番印象深く思い出すキャラクターはやはり”レオン”のイカレタ刑事役ではないだろうか?アレは94年なのでとっくに彼もアラフォーだった。多分彼もルック・ベンソンには足を向けて寝れない俳優さんの一人って事になるんだろう、、何せこのワル刑事役は”歴代の悪役投票”でも何時も上位に来るしあの強烈な個性を超える刑事はなかなか出て来ない。

イメージ 1この時のジャン・レノそしてナタリー・ポートマンも同様にその後大飛躍しているし映画の評価もかなり高いのだ。

公開当時、オーストラリアでは”18禁”上映だったのでさほど人の目には触れなかった。それに何となくオージーが慣れ親しんだアメリカンの犯罪映画とも違うしかなり観客は戸惑ったんじゃないのか?まあルック・ベンソンと言われても余り知る人はいなかったようだし。



イメージ 291年にはオリバー・ストーン監督に抜擢されて”JFK"でリー・ハーベイ・オズワルドを演じていたのだが97年には再度ルック・ベンソンに呼び出されて”フィフス・エレメント”でこれ又、奇妙なワルを演じている。

まあ別にご本人の意向ではなかろうか悪人を演じるとその個性的なワル振りを大いに発揮する。97年には”エアフォース・ワン”で大統領機を乗っ取りハリソン・フォード大統領を向こうに大立ち回りを演じたがこれもやっぱり極悪人だったっけ、、01年の”ハンニバル”じゃ余りにメイクが凄くて結局最後まで彼だって事が判らなった。

イメージ 3シリーズものとしてはその後の”ハリー・ポッター”のシリウス・ブラック役で合計4本に、”バットマン”シリーズのジム・ゴードン役では3本演じているが断然此方の方が印象は深い。

個人的にはその後、11年にイギリス諜報部スマイリー役でオスカーにもノミネートされた”裏切りのサーカス”、この作品が一番好きだし圧倒的な存在感には最後までシビレまくった、、、。そして今回やっとオスカーを手にしたチャーチル役、彼の特殊メイクを担当した辻一弘も一緒にオスカーに輝いたがとても彼とは判らないようなメイクで圧倒的な演技力でアカデミー会員を唸らせたようだ。

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実はこの映画も未見である、、もう一般公開は終わっているんじゃなかろうか?

うちの敷地外へ掲げている”賃貸募集中”の”ワン・ビル・ボード”、、結構今回は反応があるのだが決定には至ってない。それに”シェイプ・オブ・腰”の具合がイマイチで出掛けるのを躊躇してます、、。


しかしまあ名実ともに一昨日から”オールドマン”さん、、87年に最初の結婚、、それが僅か3年、、そして今度はユマ・サーマンと2年、97年から向こう4年、そして08年から15年までと再再再再婚を昨年して現在に至っている。何と31年間に5回の結婚を繰り返し4回は破綻しているって事になる。時期は微妙にズレているがこりゃもう”一夫多妻”生活か。朝起きて”隣には誰がいる?”って気もするのだがご本人は大丈夫なのか?これもやはり経済力あっての事なんだろう、兎も角、”Happy Birthday"だよゲイリーおじさん。