”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

旧話題作を一気に三本、

何故か今週のFOXさん、6~7時スタートで”パール・ハーバー”(01年)や”インサイド・マン”(06年)、”サタディ・ナイト・フィーバー”(77年)を同時間帯で放映している。何れもとっくに見ているし”パール・ハーバー”はそれこそ日本の描写が酷くて公開当初は散々叩かれたものだ。時は41年12月8日、ハワイの真珠湾を襲った日本軍、、でも映画としては同じ時期を描いた往年の名作”地上より永遠に”の足元にも及ばない、そりゃ特殊撮影、CG満載の映像は素晴らしいのだが、。

イメージ 1そんな思いでクライマックスを拝見、、”インサイド・マン”は冒頭の”チャイヤチャイヤ、チャイヤ、、”が聞きたくて最初の10分を、、でも気がついたらクライブ・オーウェンが銀行へ押し込み外にいる交渉人、デンゼル・ワシントンと交渉してた。


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そして今度は”サタディ・ナイト・フィーバー”だ、、ジョン・トラブルタが実に若いし身体も滅法引き締まっている。これは何と言ってもビージーズの音楽に尽きる、全編に彼らの曲が使われディスコ・ミュージックとして忘れられない名曲揃いだ。これもつい聞き入ってしまいもう後半までチャンネルをガチャガチャやらずに見てしまった。これが77年に公開された映画だ、、そうだよオレだって実に若かった、腹も出てなかったし、、。

そんなで夫々が精々30分程度だったが三本を途切れ途切れと言う誠に不誠実な鑑賞方法で見終わった。もう何回も通して見ているんだし、こんな良い場面取りでも文句はあるまい。気がついたらもう就寝時間をとっくに過ぎていた。

イメージ 3このラストシーンの白いスーツ姿は彼のトレードマークとして映画の公開後も随分長いこと絶大な人気を博した。トラボルタもこの映画に抜擢される前には三本っきゃ出演作がない、それがこの映画で一躍映画界の頂点へ、、ディスコのシンボルとして君臨する事になる。

翌年には”グリース”でオリヴィア・ニュートン・ジョンと共演したが83年には同じ役名のトニー・マネロとしてビージーズが歌った主題歌”ステイン・アライブ”をそのままタイトルにして続編を、、これは”続・サタディ、、”としてシルベスター・スタローンが脚本も書き、監督もしたのだが前作の大ヒットを超える事は出来なかった、。

まあジイさんになった現在、自分の青春時代を思い出す娯楽映画であったことは間違いない。