”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ブリスベンの風景③

以前は日本航空の機内誌には”ブリスベーン”と表記されていた。それ以外には”ブリズベン”とか濁点になっている表記もあったがオージーの発音をそのまま日本語表記にするとやはり”ブリスベン”が一番近いように聞こえる。

イメージ 1そのブリスベンには市内のど真ん中にカジノがあるのだ。ワタシが来た頃は財務省の建物として州政府の一角として機能していた、、それがもう20年位になるか突然外回りはそのままでカジノに生まれ変わったのだ。

開業当初は内部が仕切られておりとても大きなホールが必須のカジノ経営には向かないんじゃないか、と言われていたのが小部屋はそのままでVIPルームとかになっているし地下にある金庫はそのまま使えているそうな、。開業当初に見物がてら一度入った事があるがもうそれっきり、とんと行くこともない。博打はやらないし観光客を案内するにも市内の便利な所になるので場所だけ教えて”じゃあ、行ってらっしゃ~い”が常套手段だ。

このオージーも実は賭け事が大好きである。日本ほど賭ける対象はないものの最近では専用アプリを使い競馬は勿論、サッカー、ラグビークリケット、、からゴルフまで各プロスポーツ全般に賭ける事が出来る。そのカジノ内にはルーレットからカードゲーム、それにスロットマシーンが乱立しており24時間休みなく営業している。

ご多分に漏れず最近ではチャイニーズ・パワーに押されているようだが100km離れたゴールドコーストにも同じように大型カジノがあるのだ。此方の歴史はもっと古く観光客を目当てにした営業は続いている。それも以前の大型ホテル棟一軒だったのが今度はもっと高級感を出した高層ビルに建て替えられるそうな。まあ何れにせよワタシが入る事は今後共ないのだが、。

こんな博打現状だが実はこの他に余り目には付かないがラグビーなどのチームが所有するクラブ、それに退役軍人さんが会員になっているクラブが各郊外に必ずや一軒はあるのだ。大掛かりなルーレットとかカードテーブルはないが何処にもスロットは常設されていて少額のマシーンは10セント(?)、、高額になると2ドル位から好きなだけ投入口に突っ込めるモノがある。シニア連中が多いがちびちびとビールを飲みながら適当な食事とスロットは時間つぶしには持って来いかも?

うちでも以前このブリスベンを本拠地とするラグビーチーム、”ブロンコス”のメンバーになっていた。年間費は必要だが一度払えば出入りは自由、レストランは格安でブッフェや”今週の特別奉仕価格”何てのがあり曜日によってはステーキが10ドルくらいで食べられた。この管理人になってそのクラブからは遠くなってしまいもう会員権は更新していない。この集合住宅の住人さんでもあっちこっちのクラブに所属し毎週楽しみに出掛けて行くようだ、これがオージー流”クラブライフ”なんだろう。

もうカジノもクラブへも行く気はないし我が家は精々”家飲み”だ。それもうちのハッピーアワーは6~8時限定なので慌ただしい、日本じゃそんな事にはならないよう願っている。でももう身体がそんなに要求しないんだな~、、。