”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ブリスベンの会席料理

新規開店の会席料理店。日本も含め長い間、あっちこっちで修行して来た若き調理人、やっと念願が叶って自分の店を持つことが出来開店に漕ぎつけた。早速お祝いに行って来た。場所はブリスベン市内からちょっと外れたところだが最近日本風に乱立しているマンションの一階部分、玄関周りからもこれは日本のお店だ、、と思わせる純日本風の構えである。

カウンターが6席、テーブル席が12席とこじんまりしているが他のC国やK国のオーナーが競って付ける日本風のレストラン、、一歩入ると”なんじゃこの内装は?”ってのとは大分雰囲気が違うのだ。

イメージ 1本人は"板長~、、っ”と呼ぶにはまだ若いのだがご両親とはかなり昔からの知り合い、この10年くらいの間に修行していたお店には何れも顔をだしていたし”常連”ほどではないにしろ随分とお世話になっている。

実は”板さん”には聞き忘れたのだが”懐石”と”会席”では大きな違いがあるのだ。さてこのお店の場合は、、食べた感じでいけば会席なんだろうが早い話、限定されたオーストラリアの季節の食材を使い若い柔軟な頭で創作した料理もある。一品ずつ注文出来るメニューではなくコース料理になっていて手間暇をかけた品数は実に見事だった。

ランチだったので松花堂風に仕切られたお重に色とり取り盛ってあり最後にはオーストラリアらしく和牛の炭火焼が付いてくるのだ。サイズは精々60g程度だったがこれが実に美味かった、、料理の写真を忘れた訳じゃないのだが携帯で撮っていて自分のPCに落とせない、、お店構えと内装は知人に頼んでアイフォンへ、、それをメールで送信して貰った。

イメージ 2カウンター席はこんな感じになっていてテーブル席からは隠れて見えない位置に、こんな発想は絶対に日本人の発想だ。

寿司は今のところ考えてないそうだがまずはこの会席料理とは何たるかをオーストラリア人に知ってもらい馴染んで貰うのが先決だ。

箸を使えないと食べれないかも知れないがそれはそれで、、ナイフとフォークは置いてませんくらいの強気でやっても良いのかな?まあ残念ながら我々は今後そう何回も行けないだろうなぁ~、、。