”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

やっと豪を吹っ切った

一昨日そして昨日の雪で遂にブリスベンが吹っ切れた、家内が冗談に(でもないのか?)”アナタ、今日は例の魔金じゃないの?”と責めて来たが”ナンだ、それっ?”っと軽く受け流す余裕が出てきたし早くも道産子になりつつある。

まあ忘れちゃいないのだが、、この二か月で過去10年の管理人生活を忘れていたらそりゃヤバいだろう?運転免許証の更新も覚束ない、、でもちょっとはやり残している事は気になっている。これがその最たるもの、、お友達が以前のうちの前を通り掛かってスマホに収めてくれたものだが、、

イメージ 1まだ賃貸募集中らしい、、これは恐らく29号で9~10月に渡り二度空振り、結局私があれだけ苦労したのに賃貸契約には及ばなかった物件だ。J嬢には伝授した通り、表通りにカンバンを出し、ネットでも募集しているらしい。

でも~、、こう言っちゃ可哀想だが四六時中、電話それも”固定電話で覚えやすい番号が必須だよ”っと言ったにもかかわらずそれをやらずに自分の携帯番号だけを表示している。しかも日中はフルタイムで他の仕事をしているから即外部からの問い合わせ電話には出れない環境、、。現にワタシが何回掛けても5回に一度くらいっきゃ応答してくれなかったのでそれじゃ賃貸者を呼び込むのはまんず無理だがな~、。

恐らく週末はお休みを決め込んで電話には出ないとしたらもうダレも来ないのだ。この集合住宅の隣にも同じような集合住宅があり時々賃貸募集中の看板が出る。でも管理人のO嬢は夜勤専門で週2回だか看護師さんをやっている。急用で何回も掛けた事があるがやはり精々5回に一度くらいっきゃ電話に出てくれない、、3年くらい前だったかうちで賃貸を決めた御仁が”本当はあっちが良かったんだが管理人は一切電話に出ない”とこぼしていたっけ、、。

イメージ 2業態は全く違うがこれだって一種のサービス業だべ、、例として日豪双方のレストランを比較しても日本のお店の対応はそりゃ半端ないほどにきめ細かい(無論マニュアルだって詳細だ)それに反して豪州じゃまず最初に来るのは自分の権利と賃金だ、、それに競争相手だってそんなに多い訳じゃない(日本から見れば)なので例えば我々が6時にレストランへ飛び込みで入ってもテーブルの予約が8時だとしても”満席です”と追い返されるケースが70%以上ある。アメリカの場合はチップ制度があるのでそんなに無下に断る事は絶対にないし”店を利用して自分が潤う”精神を全員が共有している。

ブリスベンは長く労働党政権が続いた、それに自国の豊かさにどっぷり浸かり国外の現状は見ていないし見る積もりもないのだ。このJ嬢にしてもそんな気持ちの表れが何処かにあると見た。”時間外は働きませんよ、”、それはそれで良い、っで権利を主張するのも良し、、ただそれじゃ何時まで経っても空き部屋は埋まらんぞ、これはこのジイさんが9年やって、、イヤその前のホテル時代を加算すれば30年余も地味にサービ業に携わってやって来た経験と現実さ。