”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

日豪ゴミ缶対決

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こんな感じのクリスマスを迎えた、イヤ迎えたかったのだが朝から完全にホワイト・クリスマスで携帯にはマイナス3度と表示されている。

その凍てつく朝、パジャマに防寒服を着て階下のゴミ回収場へとことこ降りていくのだ。日本は兎に角、捨てるゴミの判別が細かくて慣れない我等には大変だ。

冷蔵庫に張り付けた回収日を睨みながらペットボトルのラベルを剥がし、キャップはプラゴミへ、それに今日は燃えるゴミ、明日は燃えないゴミ、、と分類するのが一仕事になっている。しかもマンションのルールで回収日は8時半までに出すと言う張り紙があり前夜には出せない、、。

しかもそのゴミ置き場がうちからはマンションの一番端と端になりおよそ100mも離れているのだ。やっとオーストラリアの”魔金”から解放されたと思ったら何と日本は毎日が回収日だった。まあ自分じゃ出しに行くだけだが今朝は6時前に捨てに行った。一昨日はダンボールの回収日でこれが又、大変、引っ越しで使っていたものや各種電化製品を買う度に梱包に使われていたものをちゃんと折り畳みビニール紐で縛る、それを階下へ運んで行くのだ。2か月が経過してやっとダンボールの山とオサラバが出来た。



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って事になるのだがやはり方式に関しては豪州のポイントが断然高い。リサイクル用にはこの240L入りのゴミ缶で蓋が黄色いものを隔週で回収してくれる。なので仕分けは二種類のみ、普通ゴミは全部この黒い蓋へ入れて毎週一回の回収だ。

資源を大切にと言う日本独特の方式には賛同出来るし仕分けするのはやぶさかではない、、しかし日本ではこんな状態になったビニールゴミを一台の回収車につき4~5人が並走し手作業で中に入れていく、、オージーの方は運転手が一人、それがトラックに接続されたアームを伸ばしこのゴミ缶をトラックの内部へ、、。

まあ道路、天候事情で日本じゃとても同じ方式でゴミを回収する訳には行かないだろうがそろそろ次なるハイテクな回収方法を考えないと市役所は困るぞ、、月~金と毎日の回収にこの人員、今後益々人手不足になる社会なんだ。幾らスーパーでレジ袋を無くそうと言ってもビニール袋がなけりゃゴミ出しさえ出来ないのだ。それに各商品の過剰とも言える包装や無駄な紙袋、、それを社会全体で対処する必要があるんじゃなかろうか?オーストラリアじゃとっくにそんなもんはない、このクリスマスシーズンにプレゼント用として包装するのは有料だし貰う方も包むのは”紙一重”で納得している。何となく今朝、明け方にゴミ出しをしながらやむなく”ゴミ屋敷”になって行く戸建ての住人の気持ちが判る気がした、。