”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”レッド・エージェント/愛の亡命”(16年)

キーワードが”ロシア”、”女スパイ”、レベッカ・ファーガソンとくれば500円なら払うよなぁ~、、外はこの原題と全く同じ”Despite the Falling Snow”だし、。

イメージ 1しかしその”雪の舞う中”と言うタイトルを”レッド・エージェント”とするかな?副題は”愛の亡命”となっているが何とも凄い感性で無理やり付けた邦題と言われても反論出来まい、”レッド”=ロシアって図式か?

先の大戦末期を舞台にした女スパイものは割と多く作られている、”マタハリ”なんてのもあったが”嵐の中で輝いて”とか近年では一週間に映画館で二度も見てしまった”マリアンヌ”とかもあった。

恐らく映画はDVDスルーでそれも有料配信する会社が独自に公開している様子、主演のレベッカ・ファーガソンフィルモグラフィー(日本版)をみても記載されていなかった。

時代背景は1962年に始まりそれが59年に行ったり92年に飛んだりと前後するのだがレベッカは二役で大活躍している。老けたメイクじゃなくてそのまま現在の姿で恋に落ちる現役スパイ、カティア役、そして今度は92年になりアレキサンダー(チャールス・ダンス)の姪っ子役、ローレンとして叔父の面倒を見ている画家として出ているのだ。

スパイ映画か?と言うとこれは看板に偽りあり、、そんなにドキドキする場面もアクションもハクションもなにもない、、カティアはスパイするように命じられたソ連の外交官、サーシャに近づき極秘情報をアメリカ側へ持ち出すのだがあっと言う間にその任務の最中、肝心の標的と恋に落ちてしまいスパイ業はとん挫、仕事か恋に生きるかで揺れ動く映画だった、、。

それだけじゃやはりツマンネーとプロデューサーも思ったんだろう、、ちょいと捻りが効いており大きな秘密が隠されているのだ、その真相を巡り今度はローレンが遠くモスクワへ飛び、真実の解明にあたるのが92年になってから、。っともう一捻りあれば”マリアンヌ”に負けなかったんだろうけど、、ブラピ&マリオン或いはマイケル&メラニーには対抗出来なかった。

イメージ 2レベッカ・ファーガソンは”ミッション・インポッシブル”の英国スパイ役、、それと”グレイテスト・ショーマン”で”ネバー、ネバー、、、ネバー”と歌っていた時のほうが断然好きだぁ~、、*1









*1:´∀`