”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ソルト”(10年)

確か映画館へ見に行った記憶はあるのだが、、もう詳細も配役も霧の彼方だ。主演のアンジー・ジョリーはアラサーの半ばで魅力的だった事だけは覚えている。

早い話、ロシアでトレーニングを受けたイブリン(A・ジョリー)は極秘任務を受けてアメリカへ潜入する”モグラ”たたきがメインテーマなんだが何時の間にか二重スパイと疑われて逃げまくる始末、、逃走中に裏切り者、即ちホンモノのスパイを追ってホワイトハウスまでたどり着く女性スパイ、アクション映画だった。

イメージ 1最後の最後にヘリコプターから脱出し眼下のポトマック河へ飛び込んでジ・エンドになるのだがこりゃ絶対続編ありきの終わり方だった。でももう10年近くが経過して続編の”ゾ”の字も見つからないしアンジーだってもうアラフォーでこんな役柄は乞われても絶対にやらないだろう、。そうかと言うと同じアンジー主演の”トゥーム・レイダー”はもっと前の作品だがちゃんとシリーズ化され二作に主演している。

”17歳のカルテ”(99年)や同年の”ボーンコレクター”での初々しい姿は実に魅力的に見えたものだが決して明るいコメディ向きじゃない、、”チェンジリング”(08年)の子供を探して司法に立ち向かうちょっと暗い過去を背負ったシングルマザー役は完全にハマり役だった。


近年は声だけの出演や脚本、監督、更にはプロデューサーとしての活躍の場を増やしているようで主演作はもうすっかりお見限りなのが残念だ。