世の中は今日からゴールデンウィークらしい、、でも”プラチナイヤー”を満喫している身分には”ナニさそんなもん、たったの10日間かい?”と開き直っている。しかし今日の札幌はめっきり寒い、気温は朝方にはゼロ、そしてチラホラと白いものまで舞っているじゃないか?
そこで洗濯をしながらもうすぐ消えていくこのヤフーのブログ内を徘徊していると10年も前に書いた”知恵袋”の回答にポチっと☆が付いた。なんだね、今頃と見てみると”アンジーとパパ、ジョン・ボイドの確執”に関連して書いたものだった、、。そう、以前はこんな”良質”な質問も多かったのだが最近は”アヴェンジャー一家のアイアンマンとスーパーマンはどっちが強い?”とか”洋画は字幕派、それとも吹き替え派?”とかもう答える気力もなくなるものばかり、、何でヤフーさんはこのブログを閉鎖してあっちはそのまま継続するんだろう??まあそんな意思決定をする連中が先の質問をする連中なんだろうが、、、。
そして次に行き着いたのが何時ものfpdさんの記事、、”西部劇の決闘”だった。昔は日本でも”仇討ちが”認められていたようだし、”忠臣蔵"を検証するまでもなく長年の恨みを晴らす事には寛容だった。ヨーロッパ諸国でも剣を使った決闘はあったし単発銃を使った決闘シーンも映画では多く見られる。
場所を変えてアメリカ西部、これはまさに新天地として多くの移民が入り広大な土地を耕す事から始まっている。時代は1860年代からが西部開拓史で良く映画に出て来る時代設定は”OK牧場”は1881年、かのワイアット・アープが保安官をやっている頃である。
名作”シェーン”の背景はワイオミング州、1892年の頃らしい、なのでこの時代では拳銃による決闘は”合法的”な事であったような記載がある。無論その根底には自己防衛=正当防衛があるので敵が最初に拳銃に手を掛けた、、それに対抗して自分も銃撃したが大前提であったようだ。即ち、一瞬にして先に抜いた敵を撃つと言う早打ちの妙技が備わっていないと勝てないのだ。
これまで西部劇では数多くの名場面が繰り広げられて来たが近年は西部劇が余り制作されないので印象深いものとしては以下の映画に集約されている、、;
西部劇名決闘シーントップファイブ~!!
”シェーン”(53年)
シェーンに扮したアラン・ラッドVS黒づくめの殺し屋、ジャック・ウィルソンに扮したジャック・パランスの酒場でのシーン、、こんな場面を超える映画は60年以上が経過しても作られない、、。
”ベラクルス”(54年)
時代は1866年のメキシコ、二人のガンマンが反乱軍の資金を巡って争う。そして最後の山場、ゲイリー・クーパーVSバート・ランカスターの一騎打ち、実に見事なシーンだった。
”真昼の決闘”(52年)
”続・夕陽のガンマン”(66年)
これは珍しい三つ巴の決闘シーン、、クリント・イーストウッドVSリー・バン・クリーフVSイーライ・ウォラック。マカロニウェスターンとしてイーストウッドが主演した3部作なので陳腐な邦題になっちまったが”続”なんか付けずにもっと独創的な邦題だったら評価は俄然上がったと思うのだが、、しかし最後の決闘シーンだけを見る為に映画館へ何度も入ったっけ。
以上は今朝思いついた、、inspired by fpdであります。うん、4作っきゃない??