ゴールデンウィークの真っ最中、やっとこの札幌でも桜が満開になった。我が家からはバスと地下鉄を乗り継いで約40分、毎年この季節になると桜が満開になるそうだ。その場所とはチトいかめしい名前なんだが”寒地土木研究所”と言う北海道らしい研究所の敷地内である。
毎年来場者へ解放しているようだが今年は4月26日くらいから僅か一週間程度と限られている。以下はホームページから拝借したその沿革、、;
現在、寒地土木研究所には、構内を流れる精進川沿いに約200本の千島桜が植樹されています。この千島桜は昭和59年、当時の職員が「構内美化のためにも皆が末永く楽しめる植物を植えたい」という願いから、道東の厚岸郡浜中町霧多布の苗木を植樹したのがはじまりでした。植樹当初は幼木だった桜も、現在は3~4mの大きさにまで成長し、例年5月初旬には一斉に開花して、見る人の目を楽しませてくれます。
そしてそこに咲く”千鳥桜”とは、、;
千島桜は北海道では道東や道北を中心に、本州では中部以北の亜高山帯、そして千島、サハリン等に自生している落葉低木で、2~2.5㎝程度の淡紅色又は白色の花をつける北方系の桜です。日本で最も遅く桜前線がたどり着く名所として根室の清隆寺が有名ですが、清隆寺の桜もこの千島桜です。
と言うもので好天気の今朝、無事ヤンキースも快勝したので家内のボディガードとして(どっちがどっちなんだか?)朝っぱらから行って来たのです。まあ研究所の敷地内とあって大騒ぎや雑踏で迷子になるような事は一切ないしお弁当を広げたりする人もいないのだ。周辺は静かで人々は夫々にスマホをかざして写真撮影をしているだけ、大きな歓声を上げる無粋な人や走り回る子供たちもおらずゆっくりと満開の桜を楽しむ事が出来た。
これは枝から分かれて咲く樹木ではなく地面からいきなり枝分かれして伸びて来るらしい。そりゃ色合いとか葉の多さは関東で”ソメイヨシノ”とか”カンザクラ”に象徴されるような一般的なものとは違い色も薄く、花も小さい、。それでも11月くらいからの豪雪にもめげずこんな少ない期間だが華やかに咲いてくれる、。これはやはり日本人の心じゃなかろうか?これが正真正銘、平成最後の桜の乱れ咲き、、、
満足度☆☆☆☆
開花度☆☆☆☆
疲労度☆☆