”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”プレシディオの男たち”(88年)

この映画は評論家諸氏の評価は低いのだが大好きな犯罪ミステリーものである。舞台はサンフランシスコ、それも限定された場所、軍の基地内で起きた殺人事件の捜査だ。個人的には刑事役で登場するマーク・ハーモンが後年NCISの捜査官として長い間、テレビシリーズで主演を張るようになった事の切っ掛けになっていたように思えるのだ。

イメージ 1そしてそのサンフランシスコ市警の刑事さんに相対する軍属の憲兵隊長があのショーン・コネリー、、そして彼の娘役でスクリーンデビュー後、間もない新進でまだ愛くるしいメグ・ライアンなんである、、。監督はピーター・ハイアムスでアクション系を中心に多くの作品を撮っている。

この頃のショーン・コネリーはもうとっくに007は卒業していた。そして”アンタッチャブル”に出演する前の年の事なんだが兎に角”恰好良かった”、この時の軍服姿はそりゃもう素晴らしくゲイリー・クーパーの軍服姿を超えていたかも知れない、。

映画は軍部内で起きた殺人事件を解決する為にサンフランシスコ市警の刑事と協力するのだがその刑事が娘のドナ(メグ・ライアン)と恋仲でその事実が気に入らないオヤジと刑事のジェイ(マーク・ハーモン)が対立する構図になっている。

終盤犯人も見つかり一件落着するのだが事件の流れで失った親友の墓前に立ち静かに涙を流すシーンには泣かされた、、これほどにアメリカンの軍服姿が似合うスコットランド人も珍しいかも??

イメージ 2メグ・ライアンもかなりなツッパリ振りだったが可愛かった、、まあそんなに一般的な評価は高くなくともオレが好きならそれで良いじゃん、、っと開き直っている。先日トム・ハンクスと共演した”めぐり逢い”なんてのを見てしまったがやっぱり可愛かった、、その彼女ももう還暦は越しているような、全然見かけないがさて何処でどうしているのやら?

共演したマーク・ハーモンはいまだにNCISで活躍しているんだがなぁ~、、。

好き度☆☆☆☆
懐かしい度☆☆☆