”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

新・運び屋(19年)

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あっちの映画、本家の”運び屋”はクリント・イーストウッド監督、主演の”麻薬の運び人”を描いた秀作だったがこっちは断然若いguch爺が麻薬は抜きでその役柄に挑戦してみた。邦題は”新・運び屋”、、原題は借りているクルマから”Voxy”に、、。

背景は真夏陽気に襲われた札幌の大地、あっちはかなり疎遠だった家族の幸せを願って運び人になるんだがこっちは疎遠度は同じようなもんだが次女、婿殿そして孫sx2の為に一肌脱いで郊外、温泉地、、そして市内の観光名所をまさにタクシーだって出来まいとばかりに巡るものである。まああっちと違って金は一方通行、残らないのが現実社会だが、。

それにしても監督は疲れる、、、演出上其処は泣かないでよ~、、っと言ってるのに何かの拍子にギャン泣き、それも二人が別々に”理由なき反抗”、それに要求が強い、やれ喉が渇いた、、腹が減ったぁ~、、オシメの交換だぁ~、、で計画は押せ押せに、。到着はもう深夜、16時間の長旅だったし時差もあったのか起きている時間帯がズレているので夜中に大騒ぎ、風呂に入るのだって一度じゃ片付かないのだ。

洗濯もんだって半端じゃない、普段の爺さん婆さんじゃ一週間に二度も洗濯機を回せば済むがこうなるともう毎日だ。寝具は近所の布団やさんから借りて来たが三組敷けば部屋が一杯で4人が雑魚寝状態。結局広い部屋を使わせ家内がエリー専用の押し入れがある和室でエリーと一緒に、。やはり普段知らない人の気配からか閉じこもりで一歩も外へは出て来なくなってしまった。

そんなで衣装係も小道具係も片時も目が離せない、車両運行係は監督の兼任だが先日は一泊で近くの温泉宿へ、、室内プールがあって温泉があってバイキング式の朝晩のダイニングルームが完備されみんなは大満足、爺さんは気が付いたら温泉にも入らずそのまま”運び屋”稼業を継続中、初日は札幌でも34度とこれは5月の大記録らしいが翌日は10度も下がり今度は寒さに震える始末、トンだ温泉旅行となりました。

ここまで回転すし、とんかつ屋、バイキング料理各種の道産メニューを味わって残るは焼肉、ラーメン、ジンギスカン、やっとこれでロケは半分終了でインターミッションだ、後半は婿殿のご両親もロケ撮影に参加、もっと大変な事態が予想される、。

映画の爺さんはシカゴからテキサスへ何十回と往復、それって日本に当てはめると札幌ー広島間くらいの距離になるんじゃなかろうか?なのでこれから先、連日300キロ走ってたとしてもとても追いつく訳はない、。そうだ”グリーンブック”の二人だってありゃ距離にしたらもっとあるかも知れないなぁ~。


疲労度☆☆☆