先日このブログを通じてご親切にも最初にフェイ・レイがコングの相手役を演じた33年度版をビデオに撮って下さった方がいて改めて見る事が出来た。
そりゃもう70年以上も前でしかもモノクロだから今のファンには物足りないかもしれないがかく言うおっさんも流石リアルタイムで見た訳ではないのだが、、今回全編通して見たのは初めて、主演のフェイ嬢はこれで”スクリーム女優”と言うあだ名がついたようにあの派手な絶叫シーンは他の音響効果から見てもスゴイもんだと認識した。
これを見たあと何とTVで他の2本を放映していたのでついでと言ってはなんだが暇に任せて再度両方見てしまった、、、。
この76年度版はジェシカ・ラング、コングの表情も一段と精密化され指もちゃんと動く、しかしイマイチ彼らの”微妙な関係が”しっくり来ていなかったような、、。
最後は05年度版、これは”指輪物語”3部作で意気揚々のピーター・ジャクソン監督が巨額の制作費を投じて作った渾身の3時間ドラマであった。主演はナオミ・ワッツでコングの表情たるやもう最新技術とCGを駆使してスクリーンに1933年を再現してくれた。
全作品、夫々の時代を思い起こさせそれなりに当時利用出来うる限りの技術力と想像力を使って作られた映画である。技術革新、進歩が一目瞭然な70年間であった。