”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

2008-01-01から1年間の記事一覧

ギフト用映画鑑賞券

日本では未だ見かけないがオーストラリアでは映画用ギフト鑑賞券が一般的に出回りだして久しい。特にこのクリスマスシーズンは20、50、100ドルと映画館の窓口は勿論、郵便局やスーパーにも陳列されている。購入側はあれこれ渡す本人の趣味やら好みを…

ニューシネマパラダイス

洋画ファンなら一度はご覧になっている程のイタリアの秀作である。映画の最後にサルバトーレが映写技師、アルフレードが残した思い出一杯の映画クリップを上映しそれを涙ながらに見入るシーンがある。 クリップ自体は合計20本以上使われているのだがその中…

永遠なれオードリー

知人にもオードリーはいるし他の俳優さんもいる割と普通にある名前だが我々洋画ファンにはオードリー=ヘップバーン、これに尽きるのではないだろうか。日本ではいまだに圧倒的人気を誇ることは数ヶ月前の日本の月刊誌の調査でも明らかなのだが(二十世紀を…

オーストラリア期待の最新超話題作

今、話題騒然で一般封切りが待たれる年末シーズン一番の作品は、、007でもなけりゃハリウッドの大作でもなくその題名もそのままに“オーストラリア”と言うバス・レーマン監督、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン主演と言うオーストラリア勢で制…

クアンタム・オブ・ソラス

遂に初日、午後最初の回を見る事が出来た。率直に言って事前に再度“カジノ・ロワイヤル”を見たにも関わらず、、困った。雰囲気は限りなくジェーソン・ボーン風に仕上がっていてあの荒唐無稽で各種小道具満載のシリーズとはすっかりおさらば、ダニエル・ボン…

名場面には欠かせない“駅”のシーン

“駅”と言ってもそれこそホリーが田舎から出て来た元夫と別れたバスターミナルもあるし、フェリー乗り場、空港とある。しかし本命として数々の名場面の背景になるのは鉄道の駅に落ち着くのではないだろうか。 涙なくしては語れぬ別れのシーンが多いのだが印象…

映画検定試験、、3級で挫折(?)、、。

ミステリー、冒険、推理、スパイ系の翻訳ものが好きで文庫本を買いまくるのは趣味と言えるだろうか。アマゾンを初めブックオフやら飛行機待ちの空港の書店まで何時もお世話になっているのだが前回成田で思わず手に取ったのが“映画検定、公式問題集”(キネマ…

ファンレターを受け取る立場になった事、あります?

映画ファンなら誰しも“スクリーン”と言う月刊誌をご存知だろう。近代映画社の発行であるが遥か昔、おっさんが十代の頃にはもうとっくに刊行されていたような気がする。どちらかと言えば女性向きではないかと思うが少ない小遣いをやりくりして年間定期購入す…

無条件で映画館へ足を運ばせる映画

映画の出来不出来に関係なくこの監督、この配役、この脚本、、は絶対に見逃さないと言う一本(いや複数本)は誰でも映画ファンなら持っていると思う。 昨今、行くか行かないかの決め手は評論家諸氏のお勧めやTVその他メディアを使ったキャンペーンによる所…

二十世紀 銀幕の美女 マイベスト10

以前お歴々が選んだ“世界の美女”に対抗して選考されていないマイベストを銀幕上と限定して選んでみた。順位をつけるなんてそんな失礼な事は出来ないのでおっさんの憧れを思いに託して、、; キャプシーヌ アメリカには絶対にいないヨーロッパ的な美人、、洗…

二十世紀 世界の美女 ベスト30

こんな企画の番付表があったので、、。兎角日本人は何にでも順位をつけたがるのだが最新版の“文○春○”、これ以上古くて今なお発行部数が減少しないと言う珍しい月刊誌に映画ファンとしては見過ごせない特集記事を見かけたのでその一部をご紹介したい。想像す…

クラシックボンド 007再々放送で判明した事実

これまで何十回と見ている007映画。8月末からFoxTVで“クラシックボンド”なる再放送番組をやっていることは前に書いたが何回も見ると今まで気が付かず見過ごしていた事があるのには驚かされる。 “私を愛したスパイ”はロジャー・ムーア版でそれまで共…

ファーストクラス並みの座席で豪華な気分で映画鑑賞

オーストラリアではかれこれもう10年余になるがゴールドクラス席と言うものがシネコン内のその又、内部に特別に仕切られたシネコンとして設けられている。一館の座席総数僅か60席程度であるが座席はフルリクライニングでシャンパンや軽い食事まで指定の…

女性最古の職業、、?

と良く言われるが御多聞に漏れず映画のなかでも主役として登場するケースが多い。言い方は時代によって変わるがコールガール、プロの女性、商売女、娼婦と色々あるが銀幕を飾った印象深い人たちを独断と偏見で選んでみた。 “あなただけ今晩は”のイルマ嬢、あ…

映画史上最も長く続くシリーズは、、?

映画史上最も長く続くシリーズ作品は?と言えば今冬いよいよ22作目が封切りになるジェームズ・ボンドシリーズである。一作目が“Dr. No”(封切り時の邦題は“007は殺しの番号“と言うものであったが後日”007/危機一発“が”ロシアより愛を込めて“に…

字幕派?吹き替え派?

劇場公開に置いてはその昔から字幕と相場は決まっていたものだが何時の頃からか劇場版にも吹き替えが登場した。その昔、声優さんの活躍の場はTVと決まっていて実物の声をダブらせながら誰がやるのか楽しみにしていたものである。やはり多くの観客にアピー…

スターの座を越えたクリント・イーストウッド氏

“ローハイド“のローディ・イェイツを知っているファンはもうオールディー、それに重なるように一連のマカロニウェスタンの主役として知るファンでももう50代、”ダーティ・ハリー“シリーズのハリー・キャラハンは40代後半、そしてアクション俳優から監督…

歴代配給収益トップの”タイタニック”にどこまで迫れるか

何と封切3週目もトップの座を維持し”ダークナイト”が歴代8位(8月4日現在)に躍り出た。以下が歴代トップ; 1 Titanic Paramount Pictures $600,788,188 12/19/1997 2 Star Wars 20th Century Fox $460,998,007 05/25/1977 3 Shrek 2 DreamWorks SKG $44…

邦題は”ダークナイト”、、”=”暗い夜”

そりゃないでしょ?Dark Knight=とDark Nightを一緒にしないでよ。せめて邦題は”暗黒の騎士”とかにしないと、、、。この夏期待の一作だが先週の封切りから珍しく入場券が買えず見ることが出来なかったがやっと平日の昼間、3時台の上映…

番外編、さよならモノトン

2008年7月4日の深夜、家内の運転で我が家の前まで来ると路肩の草むらに何やらグレイっぽい毛の小動物が渦埋まっているのが目に入る、、一瞬イヤな予感がし白い首輪を見た途端に車から飛び降りて駆け寄るとそこには既に冷たく硬直したモノトンが、、。 …

メリル・ストリープ、、人生の岐路に立つ女優

”ジュリア”(77年)で認められたのが最初で当時28歳と遅咲きだがそれからの30年余、我々洋画ファンには圧倒的な存在感を示し続けている。格段にスタイルが良くて綺麗で派手さがあってと言う艶やかな映画スターとは違った存在感なのだがその裏づけはや…

007/慰めの報酬

いよいよ007の22作目、カジノロワイヤルも続編がクランクアップしたそうな、、。封切りは11月7日(全米)と決まっているので今から楽しみだ。早速完成した2分のプレビューを見たが前作にも増して精悍さを強調したダニエル・ボンドが憎いほど”怖い”…

出揃った今夏の話題作

毎年カンヌの映画祭の頃、全米では夏休みに先駆けて話題作が封切りになる。この後はクリスマスシーズンにかけて話題作と言うか賞狙いの秀作が封切られるのが常だが今夏気になるものをラインアップしてみた。 "Get Smart"これはオールドファンには懐かしい6…

新作の封切り時期

オーストラリアのような人口密度の少ないところでももう”インディアナジョーンズ”や”アイアンマン”からジョージ・クルーニー&レネー・ゼラウィガーの”レザーヘッズ”も5月23日の週末から封切られている。特に期末休みでもなく北半球のようにこれから夏休…

見逃していた秀作

昔は映画館で見損なうとそれこそリバイバル上映でもしてくれないと見る事は出来なかった。それが何時の間にかビデオが普及しレンタルそしてDVD、、昨今は長編でもダウンロードして見る事が出来る。 誰でも映画ファンならずとも映画館で見逃したものをレン…

身近なハリウッド(映像)

映像

身近なハリウッド

人間長い事やっていると思いもかけぬ場所で思いがけない人に出会ったりする事は誰にでも経験があると思う。普段銀幕でしか見られない憧れの人にでもお目にかかれりゃそりゃもう有頂天、更には余り知った顔でもないのに一瞬にして十年来の大ファンに転ずる事…

弱くなった涙腺

おっさんの涙、、こんなもの道端にワンコが落としたもの程度の意味しかないが是非此処は若い映画ファンにもその感情を問いてみたい。 人間、歳を取るごとに涙腺が弱くなるのは医学的にも証明出来る事だそうだが昨今高々数分の予告編でウルウルになるのはどん…

マイケル・ケインとコックニー訛り

ちと古いものであったが(多分80年代後半に制作)マイケル・ケインのインタビューがTVで放映されこれまで余り知られていなかった素顔に触れる事が出来たのでその概要を; これまで何処かでイギリスの労働者階級の出身であるとは聞いた事があったが実際に…

究極の美を求めて、、、

先日オーストラリアのTV、民放で面白いアンケート調査がありついそれとは知らずに見てしまったのだが、、。 整形技術の向上と共に一般人が整形外科医のもとを訪れこう言う風に直して欲しいと訴えるケースが多いそうな、、、何もオーストラリアに限った事で…