”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

将来はどうやって映画を見るか?

2020年になってこれまでの映画館最優先がかなり変化して来ている気がする。コロナ禍のせいで映画館での集客、いやそれ以前に大元の配給先では映画制作が進まないと言うのだ、現実にはハリウッドやニューヨークのアメリカ国内、パインウッドを始めとする…

”レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い”(94年)

これはブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンズ主演の一大叙事詩、でもこれまで見るチャンスが無かったのだ、、その理由としてこの邦題はヒドイぜ、ここで副題として付いている”果てしなき想い”は後年くっ付けたんじゃないかと思うが公開時には訳の判らな…

”アデル / ファラオと復活の秘薬”(10年)

何とも不思議な映画を見てしまった、何せ監督がリュック・ベンソンだっちゅので雪の降る午後に録画していたものを再生した。 背景は第一次世界大戦前のフランス。女流ジャーナリストのアデル(ルイーズ・ブルゴワン)は、事故で瀕死の状態に陥った最愛の妹の…

”ロンドン 追う者たち、追われる者たち”(20年)

現在契約しているJ:COMの中にはスカパー傘下の”AXNミステリー”と言うチャンネルがある。そのなかで来年初頭からイギリスの犯罪モノが各種放映予定とか聞きつけ早速検索してみた、。気になる番組の筆頭がこの”ロンドン 追う者たち、追われる者たち”で…

今年を表す我が家の漢字

別に毎年考えている訳じゃないのだが清水寺を真似て我が家の今年一年を漢字で表してみた、、; 4文字ばかり候補があったが最終的にはこれじゃなかろうか?何せ半年以上もコヤツに掛かりっきりだったし一番骨が折れる作業、そして恐らくコレが体力的にも我が…

ブッダのように私は死んだ、by 坂本冬美

もうNHKの紅白歌合戦を見なくなって久しい、、海外に居住している時は無いモノ強請りで無性に見たくて八方手を尽くした事もあった。一時は前年度のステージがビデオ録画されたものを翌年の大晦日に見てた事もあったっけ、、終盤に年号が表示される場面を…

”レッド・ホークス”(18年)

これも実に珍しいトルコの映画だ。イギリスならSAS、アメリカなら海兵隊のSEALチームに匹敵するんだろうがこれはトルコ軍の精鋭部隊”レッド・ホークス”を描いたもので対テロ組織を壊滅させる為に敵陣に潜入する11名の勇敢な兵士を描いている、。 Yahooの解…

”よし行くぞ~、”、クリスマスのプレゼントです。

あっちと(アミーバ)とこっちと拡大公開ロードショーに踏み切ります。 ちょっと今日のブログは反則ですが普段お越し下さる皆さんにクリスマスも近いのでプレゼントとして最初は笑って頂き、次にホロリとして頂きましょう、、; 「IKZO」America's Got Talen…

”コールド・アンド・ファイヤー凍土を覆う戦火”(14年)

珍しいデンマーク映画と今度はこれ又、珍しいトルコ映画の二本立てをやってしまった。最初は”コールド・アンド・ファイヤー凍土を覆う戦火”、(英語の原題は”1864”となっている)そして”レッド・ホークス”と言う何やら野球のチーム名みたいな映画だ(原…

やっぱりクリスマスはコレかな?

この時期の定番映画には違いない、毎年気が付くと見ているような、、それが”ラブ・アクチュアリー”です。もう公開されてから17年が経過するのだがこの時期、実にホッコリさせてくれる映画だ。それに家族全員で楽しめるし、、このコロナ禍で不要不急の外出…

”山猫は眠らない 8 暗殺者の終幕”(20年)

これは1992年から原題を”Sniper”として制作されていたトム・べレンジャーがスナイパーに扮する恐らくTV用として作られた印象の映画だ。トーマス・ベケットと言う海兵隊の狙撃兵でモデルになっているのはベトナム戦線で活躍した実在のカルロス・ハンコ…

”100万ドルの血斗”(71年)

この映画はもう晩年のジョン・ウェイン主演の西部劇だがこれまで見るチャンスがなかった、。原題は彼の役名から”Big Jake"なんだが”100万ドル”は良いとしても何故”決闘”、とか”決斗”とかじゃなくて”血斗”なんだろう??奇をてらって策に溺れたんじゃなか…

”アバウト・ア・ボーイ”(02年)

原作はニック・ホーンビイが98年に書いた”About a Boy”だが舞台、背景、配役は全部イギリス人で固められているのに映画化に際してはアメリカンがメガフォンを取っている。もしこれがリチャード・カーチス一家が仕上げていたらもっと深みがあってイギリスら…

”ノースライト”、、そして”市長死す”へ

たまたま録画してあったこの二作品、現在ブックオフから原作をお取り寄せ中である。”ノースライト”はNHKが制作放映したドラマで先日、前編が放映され次の土曜日に後編が放映されるらしい。何と言っても映像化されたものには宮沢りえが出ているので全編を最後…

大御所逝く、ジョン・ル・カレの訃報

ああ、遂にあのスパイ小説の作家、ジョン・ル・カレが89歳の人生に幕を閉じた。こよなく愛したイギリスの作家で007を生み出したイアン・フレミングとは正反対のリアルなスパイものが得意だった。これまでに映画化された原作は数多く、これは映画界に与…

遠くなったクリスマス

あっち(アミーバ)へ2〜3日前に投稿した記事をクリスマスも近くなって来たので此方へも拡大ロードショーする事に、、人間なんて実に天邪鬼だぁ~、、、オーストラリアにいた時は”やっぱりクリスマスの時期は雪が降るような季節じゃないと、、気分も出ない…

”タイム・リミット”(03年)再

以下は映画の”リメイク”じゃなくてこの記事のリメイクです、、(笑)。 主演は断然若い、デンゼル・ワシントン、それがマイアミのちっこい町の警察署長に扮して”時間ギリギリの瀬戸際”に追い込まれる映画でこりゃ始めて見るかな、、と見だしたが途中自分の頭…

”サスペクト - 薄氷の狂気”(18年)

原題は”Nomis"、、或いは"Night Hunter”と言うらしい。内容から行くとこの邦題の方が断然相応しいと思うのだが、、”サスペクト”はイラネぇ~、かな? どちらかと言うとシリアルキラーを追う、刑事もの。何となく舞台は北欧みたいだがアメリカのミネソタ州、…

エドワード・モンゴメリー・クリフト

最近は新作劇場公開用の映画に殆ど接してないのでもうブログを更新して行くネタがなくなった。なので自分が前日(或いはもうちょっと前)に投稿したモノから勝手に”しり取り”風に投稿する事に、、。二度続けて”クレオパトラ”とかエリザベス・テイラーだった…

デイム・エリザベス・ローズモンド・テイラー

芸名はエリザベス・テイラー、、は我々の世代に於いちゃそりゃもう美人女優の代名詞、断然男性ファンが多かった。その芸歴は古く、生まれはイギリスのロンドンだがアメリカへ渡り、1944年には子役デビューを飾り49年の”若草物語”では多くのファンを獲…

”クレオパトラ”(63年)

よせば良いのにBSNHKで午後1時から放映開始となっていた、そして気が付いたらもう5時を過ぎて外は真っ暗だった。劇場版が244分もある超大作で当時はこんな大作が多く制作されていたっけ、、。 リアルタイム、ロードショーで見たのはブロードウェイにあ…

マークスマン (21年)ー 邦題未定

原題が”The Marksman”(選抜射手、一般には軍部で高度な射撃トレーニングを受けた歩兵)で待ってましたリーアム・ニーソンが主演の最新作だ。アイリッシュがどうなってアメリカのアリゾナで牧場主をやっているのか判らないがある日、国境を越えてメキシコか…

”ファイヤーフォックス”(82年)

原作はクレイグ・トーマスが書いた小説、”Firefox”だがそれにクリント・イーストウッドがプロデューサーとして名乗りをあげ監督も主演も自分でやってしまったと言う軍事機密をソ連から盗み出す冒険スリラー映画だ。 ”レッドオクトーバーを追え!”はソ連が開…

”スパルタカス”(60年)

何度となくTV放映されているが公開当時、何故か映画館では見ていない。それにTV画面でも全編通して見た記憶はないのだ、。確か3時間超えの大作で時代は”グラディエーター”、”ベン・ハー”、”クレオパトラ”、”ローマ帝国の滅亡”の時代なのだがこれまで何…

”ボーン・アイデンティティ”(02年)

これは公開されてからもう18年が経過するマット・デイモンが記憶喪失の殺し屋として活躍するアクション映画だ。この映画のヒットですっかり彼のアクション俳優としての地位が確立された。そして原作を書いたのが当時の売れっ子作家、ロバート・ラドラムで…

モーリタニアン (21年)-邦題未定

チョイと気になる映画がやって来る、、多分。主演はジョディ・フォスターとベネディクト・カンバーバッチでタイトルは”The Mauritanian”(恐らくそのまま”モーリタニアン”となるのでは?)これは正式にはモーリタニア・イスラム共和国の事で立地的にはアフリ…

”裏切りのサーカス” からフリオ・イグレシアス 

Julio Iglesias - La Mer これは実に効果的に劇中使われた”ラ・メール”だ。歌っているのはフリオ・イグレシアスでこの映画の背景が70年代前半なのでまさに彼の人気が右肩上がりに上昇している頃だった。 映画のその肝心な場面、”サーカス”(後のMI5にあた…

”トゥルーライズ”(94年)

シュワルツェネッガーが敏腕スパイに扮したどちらかと言えば肩の凝らないアクションもの、彼の奥さん役でジェイミー・リー・カーチスが出ている。そして監督と脚本を手掛けたのがあのジェームス・キャメロンだ、 イギリス映画のスパイものとは大分違って派手…

”殺人者たち” (64年)

これは実にハードボイルドな映画でハンフリー・ボガードの一連の私立探偵モノとは一線を画す実にスリリングで魅力ある映画だ。原題は”The Killers”、まさに殺し屋たちのお話で主演はリー・マーヴィン、そしてアンジー・ディキンソンにジョン・カサベテス、監…

低額制作費が大化けした映画

日本の”Shall We ダンス?”(96年)は低額予算で制作されて日本のみならずアメリカやオーストラリアでも見事にセンター前にクリーン・ヒットを飛ばし派手な収益をあげた代表格だ。(アニメは別ですが、、) その後(8年後)には、周防監督が脚本で参加し…