”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ブリスベン、住めば都か、、、

広大な面積を誇るクイーンズランド州の首都である。その面積は918K㎡あり人口はこの数年の増加で190万人を超えた。日本でその面積、規模を照らし合わせると札幌の面積1121K㎡、人口188万人が一番近いそうだ。
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気候的には亜熱帯と呼ばれ年間を通じて大変過ごし易く沖縄の気候に近いとか、南半球に位置している訳で夏は11~2月、冬は4~8月となる。早いもので此処での生活も20年、あっと言う間の出来事である。1989年当時は世界万博のあとでもあり街を挙げての広報活動、シドニーメルボルン知名度に追いつけとばかり各種イベントが目白押しだった。
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再開:先程は書きかけで電話線の不具合で切れてしまいました。

まあそんな訳でブリスベンも国内第3の都市となり此処クイーンズランド州は人口450万人だが、ブリスベンに一極集中となり上から順にケアンズ、マッカイ、、、とあってもドレも都市と呼ぶにはお粗末で夫々が人口10万人にも満たない街である。その辺がオージーライフを楽しむ上では良いのかも知れないが一方スーパーに並ぶ商品は北から南まで何処へ行っても同じ、その土地独特の産物がある訳でもなし皆が皆ビールを片手にBBQを楽しむ事になる。

子供を育てる環境としては裏庭にプールも夢ではないし、学校だって日本のような事や塾生活は皆無、休みもふんだんにあるし進学も比較的楽なほうだ。特にこのクイーンズランド州はホワイトカラー族より職人さん、手に職を持つ専門家が断然多い。そして彼らが我々から見るとより優雅な生活環境、ライフスタイルをエンジョイしているように見受けられる。

我らの世代となり子供たちが巣立って行った後では今度は広い敷地と家を持余すようになる。庭木だって手入れが必要だしパームトリーだってデカイ葉っぱが落ちて来るし、プールがありゃそれだって手入れが必要だ。買い物に行くにしても車がなきゃ何処へも行けずで今夜は”出前で寿司でも”なんてのは論外、、宅配があるのはピザだけだ。そうなると日本のコンビニ、デパ地下、そして町内を一周するだけで晩のおかずが準備出来る手軽さも捨てがたい、、。

そろそろ如何するか、、決めなくてはならないが取り合えずこのデカイ家は不要かと、、それから日本へ帰る選択肢を含めどっちの老人ホームが良いか決めればいいか。