”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

超穴場のフランス料理レストラン

ENTREE

Warm Thai Beef Salad with a Coriander, Ginger Dressing

Chicken & Bacon Terrine served with Sun-dried Tomato Chutney & Walnut Dressing

Tiny Arancini (Risotto Ball) on Beetroot Confit

Chef’s Soup of the Day

MAIN

Eye Fillet of Beef Cooked Medium with Parsnip Chips, Onion Jam & Jus


Chicken Chasseur with Risi Bisi Rice (rice & peas)


Salmon & Scallop Cannelloni with a Dill Cheese Sauce served with Salad


Vegetarian Eggplant Parmagiana with Roasted Polenta Cake

DESSERT

Golden Syrup Pudding with Crème Anglaise


A Selection of Cheeses with Lavosh & Crackers

Chocolate & Walnut Terrine with Strawberries & Cream


Three Courses Only $14.50 │ One Bill Per Table Please

とこれがある日のメニューである。それが何と前菜、メイン、デザートの3コースでお一人様14.50ドル(1,100円程度)である。これはお得だ。

じゃお味のほうは、、となるのであるがその日によってはステーキの焼き具合は”ミディアムしかお受け出来ません、、”ええっー何で。実はこのレストラン、内装もえらく凝っているしカウンター内のオープンキッチンにはそりゃもう溢れるほどスタッフがいる。中にはちゃんと調理帽を被ったちょっとお歳のシェフもいるし若いシェフも大勢いる。

入り口を入ると手前にちゃんとしたバー、右奥にはカフェ、そしてメインのダイニングが左奥、そして階段で上階へ上がれるようになっているがそこには”School”の看板が、そうです此処はブリスベン市内にある某ホスピタリティ専門学校の調理教室の校舎兼実技指導レストランである。

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昨今何処へ出掛けても(街のコーヒーショップでも)一品が20ドル以上する事を思うと上記メニューで3品がこの値段、そりゃ超お値打ちモノである。ステーキだって堂々としたもので200gはあるしポーションそして味もその辺に気取った店と遜色ない。ワインメニューも豊富でグラス何と5ドル、コーヒーなどは3ドルだ。日本のドドール並みの値段、今日は金曜日とあって昼の時間は予約で満員、ご近所のサラリーマン風の男女が団体となって来ている、、。

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早い話、美容院で見習いスタッフに格安でカットや洗髪して貰う感覚だが先生の目が光っているし最後の盛り付けや味の確認はやっているようなので安心だ。そこで先のステーキの焼き加減だが担当の講師の指導で今日はウェルダンとなるとそればかりやるのでお客さんの注文を聞いてミディアムレアーなんて事は受付られないと言う事らしい。

普段、おっさんは昼からこんな店には出掛けないのだが今日は家内に付き合ってしまった。何でももうお仲間と10回は行っているそうで回数を重ねるとカードにスタンプが貰え自分の分はタダになるらしい、、そんなで今日は二人で食べて半額だ。こりゃマクドナルドへ行ったのと余り変わらないぞ。

メインにチキンを食べたのだがチキンには全く下ごしらえがされていない、、多分ローストしてあるのだがそれにマッシュルームソースみたいなものを添えてそのソース味だけで食べる、付け合せが日本風のライス、これも全く淡白なので何となく自然食レストランの感覚であった。でもデザートにはババロアなんかがあってこれは行けた、、。サービスは現職のプロが担当しているし内装もそれなり、なので総体的に見ればこりゃやはり知る人ぞ知るブリスベンの穴場だな。