”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

死語とおやじギャグ

又、今朝から雨だ、、しかし一週間は早い、もう金曜だし、、毎週この日はゴミの回収があるので朝から見回りだ。おまけに今週はリサイクルも回収されるのでそのゴミ缶の数は倍になる、、。トラックが敷地内まで入って来て勝手にゴミ缶を持ち上げ空にしてくれるのだが夫々が240リットル入りの容器なので一杯になるとそりゃもう重いこと、、しかし日本じゃ一般家庭から毎週こんな量のゴミは出ないだろう、そう思うと此方は鷹揚なのかいい加減なのか生ゴミも全部一緒だしかろうじて黄色いふたのリサイクル容器(紙、ビンなど)との区別があるだけだ。
 
イメージ 1
 
こんな感じでリサイクルと一緒に並べて出す。この部分は7軒分で敷地内のメイン道路脇はこんな状態で一番奥がプールでその向こうは広大な市で管理する公園がある。
 
写真で見るとかなり奥行きがあるように見えるが実際には100メートルもない、、左右に合計32軒だ。
 
 
イメージ 2住人は所定位置まで出す事になっているのだがそれが黄色、黒とごちゃ混ぜ、多分日本なら誰言わずとも整然と色分けされるのだろうがここじゃ全く無頓着。それをおっさんが子供の積み木並べ替えゲーム風にあっちをどかしこっちをここに入れてと、、トラックの運ちゃんが回収し易いように黄色は黄色、黒は黒と並べ替える。
 
中には中身が溢れるようにしている住人がいてこれはカラスの絶好なターゲット、ちゃんとフタを閉められるように空きのあるゴミ缶に中身を移すのも仕事、最初にやって置かないと後で路面にはいつくばって掃除するなど面倒な事になる、、。後は回収時にこぼれてしまって割れるワインなどのガラス類、これも面倒だ、、何せ裸足で走り回るガキがいるし、、。ここで垣間見るのがオージーの食生活、別に見たくもないのだが、、何と言ってもコーラ類などの飲料水が圧倒的に多い、そして必ず見かけるのはピザ屋の四角い箱、、冷凍モンの食品やらマックの包み紙、おばあちゃんでもちゃんと調理をしている気配は一切ない、、じゃ一体何を食っているんだろう、、?そんな事をみんなに聞いてたら多分1-2時間すぐに経過するだろうな、、。
 
今日も午後には回収が終わるので総計で64個のゴミ缶を各戸へ戻さなきゃならん、、しかも黒には大きなビニール袋を装填して、、その時には雨降るなよ。
 
もう”死語”と言う言葉自体が死語らしいがその昔、アベックとか半ドン、メンゴメンゴ、とっくりのセーター、携帯ラジオ、ナウイなんてのは普通に使っていたような気がするのだが今ではもうNGだそうな、、。そこに今度はおやじギャグが入るともう言う人の神経を疑うとか、、しかし家庭では平気でガチョーンとか、冗談はよしこさん、何て言っているのだがそれを聞かされる当節若い世代には理解を超えるかも知れない、、。
 
別にゴミの回収とは何の関係もないのだがこうやって敷地内を見回っていると必ずや誰かに話し掛けられる、別にそれがイヤではなくむしろ良好な管理人VS住民の関係を保つには不可欠な会話だと、、しかし上記の写真左側には一番手前に85-6のお爺ちゃんご夫婦、お隣が老婦人(ご主人が老後施設へ入居)、そのお隣がつい3ヶ月ほど前にご主人を癌でなくした86歳のおばあちゃん、更に向こうには60代のおばちゃんが夫々一人で住んでいる、、そうなんです。おっさんがこれでも一番若い!!従って”アンタなんかワタシの息子の年齢よ、、”と言われちまうとまさに”ガチョーン”ですよ。でも英語でこんな死語とかおやじギャグってあるんだろうか、、、?
 
英語でも結構冗談は言うのだが(ここで発揮するのが映画のセリフ、これはかなり受ける、日本に比較すると年配者でも何倍も見ている、ようだ)爆笑を誘うような事までは思いつかない、、。確かに英語では語呂合わせみたいな言葉遊びはあるのだが日本のような”あったり前田のクラッカー”なんてのはないな~、、、まあこれはむしろ言う方の知能が疑われるそうだが、、家内談。