オーストラリアにも日本ほど極端ではないがそれなりに春夏秋冬で季節の節目がある。１２月１日が一応夏入りで”Ｓｕｍｍｅｒ Ｈａｓ Ｃｏｍｅ！！”などと各店舗ではキャッチに使われている。それが今夏は１２月以降ずっと雨、雨、雨で晴れたのは数日、そしてクリスマスも雨、年末正月も雨、挙句にダムの放流が転じて大洪水。市内や川べりに点在する住宅街には甚大な被害が出てしまい、今世紀最大、オーストラリアの歴史に残る天災となってしまった。
その後始末やら何やらで大変な時期に今度は台風の直撃を受けた。クイーンズランド州北部、ブリスベン市からは２０００ｋｍも離れているのだがこれ又、過去に例のない災害を被り小さく点在する２－３０００人規模の街の半数以上が被害を受けた。幸い都市部は回避したのだがさとうきび農家やバナナ農地は壊滅的な被害を受けている。事前の通達が早かったので住民には怪我はなく避難所で夜を明かしたのだが一夜明けても今度は屋根が吹き飛ばされたり道路が断されているので物資の輸送もままならず帰るに帰れない状態。これからライフ・ラインの確保を優先して復興が待たれる。
そんな気象異常の余波かブリスベンはまさにフェーン現象。これまで過ごし易かった夏が一気に熱風となって押し寄せた。昨晩は熱帯夜で風はそよともふかない、、今朝も起きた途端に３０度、それが更に上昇中である。天気予報では時折シャワーだ何て言っているがそんなもの何処にも見当たらない、、しかし此処の天気予報はマッタク信用ならん、、、雨が降ると言われて降らないのが一番アタマに来る、降りませんよ、、と言われて降る方が未だ納得出来るのだが、、。そして今日はもう金曜日だ、、今、まさにこんな状態、、、、；
まあこんなに若くはないが、、雰囲気はこのまんまで感じる暑さはおんなじだ、、。各家庭のゴミ缶をトラック回収のウンちゃんがやり易いようにちゃんと並べ変えて整理整頓、少ないゴミ缶からあっちへ移してこっちへ移して、、すると何個かは少なくなる。
我が家なんか一週間で精々小さいゴミ袋が７個、、、それだけ。ビール缶やペットボトルはリサイクルだから隔週、そりゃガキが３人いておじいちゃん、おばあちゃんが来ている２号室なんかは凄い事になっている、、一体何を食っているんだろう、、？２４０リットル入りのゴミ缶がもう溢れんばかり、、。そこで覗いてみると案の定、マックにケンタにピザ屋のデカイ四角の箱、リサイクルじゃ間に合わないのかペットボトルでコーラ類が店を開けるほど捨ててある、、スッゲーな、こんな食生活をしていたらガキは将来どうなるんだろう、、？
しかし暑いよ、、事務所に冷房を入れたがちっとも冷えない、、さて午後はこのゴミ缶回収のトラックが来てそれを又、汚い缶は洗って各戸へ戻す。６時半スタートの映画に行けるかな、、？その前に昼メシを食って、、そうだ海水パンツを穿いておこう。折角キレイに掃除したんだからそのヘンのガキが入る前にオレが一泳ぎしても罰はあたるまい、、。
