”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

油断禁物とはこの事だった、。

イメージ 1このところの管理人業、家賃の滞納もないし、うるさい住人もいない、プールもそこそこに稼働中だし(モーターがぶっ壊れる寸前だが、、)、芝生も雨のお蔭で刈らずに済んでいる。
 
そんな中、忘れていた頃にやっぱりしっぺ返しが来るもんだ、、そろそろ事務所も店仕舞いしようかと思っていると携帯が、、何となくイヤな予感とは当たるもんだよ、、”ヘイ、管理人でござい”と出ると24号のおばあちゃん、、”アンタ、大変よ!!家中水浸しなのよ、、何とかして!!”って言うので慌てて駆けつけて見ると洗面所の下からジャンジャン水が漏れている、、、。ナンだこりゃ、ってんで慌てて水道本管を探りあてて栓を閉める。
 
何時かこんな事があるんじゃなかろうかと予想はしていたのだが遂に2年半にして来たよ、、まあ夜中じゃなくてよかったか。良く見ると洗面台の下、蛇口に繋がっている本管の繋ぎ目に穴が開いていてそこから漏れているのを発見、こりゃもうおっさんの手には負えない、即水道管業者へ電話、幸いにも何時も頼んでいる兄ちゃんが別件の緊急事態で近所にいるとか、、やはり携帯電話は便利だし普段日本酒を進呈していたのが効いたよ、、、其方が終り次第大至急で来てくれる事に。
 
30分後には援軍到着、10分も掛からずに新しい配管と交換、これでおばあちゃんも安心してシャワーやトイレも使えるわい、、。でも良く見ると寝室は水浸し、カーペットがどっぷり水に浸かっていて靴下もズボンも裾がびしょ濡れじゃん、、応急処置でタンスの棚を全部抜いて他の部屋へ移動、重い机やタンスは下の足の部分にタオルをあてがって一見落着だ。管理人そこまでやるかよ、、しかもこの住人は賃貸者じゃなくて永住者なので此方には一切責任はないんだがな、、そもそもオレに電話して来る事さえ”やられ過ぎ”なんだが、、まあ2年前にはご主人を、昨年は愛犬も亡くしているおばあちゃんだし先日は病院まで通院するのをクルマで送ったばかりだし”何処まで”やってもバチは当たるまい。
 
そして今朝は早速お見舞い、、ついでに保険会社との交渉準備ともう乗りかけた船だ”タイタニック”に乗った積もりで行こう、、。娘さんが健在で近くに住んでいるので後は頼んだよ、、、やっぱりこんな時は身内がやるべきだろう??そんなで晩酌をやり出したのはもう7時過ぎ、結局アガサ・クリスティ原作の”Ten Little Indians”(そして誰もいなくなった)のドナルド・プレゼンス版映画を見終わるのに3時間以上も掛かってしまった、、まあストーリーは知っているのだがミステリーを中断しながら見るってのは気の抜けたビールを飲むみたいだな、、、。