”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”96時間”のブライアン・ミルズ

新設した書庫の最初の記事は、、;

”映画の出来を変えてしまうほどにインパクトのあるセリフ”、”忘れられないこの一言”、、”教訓にもなり得る”、そんな台詞集を列挙していきたい。

イメージ 1先日書いた続きでリーアム・ニーソンの代表作”96時間”から、。

邦題についてはかなりガックリしている、何せ”Taken”(拉致)だと言っているのに誘拐された娘を救出するまでの制限時間を主題にして”96時間”としているのだ。まあそれは別の機会として、この映画の冒頭、ホテルの部屋から拉致された娘、キムが残した携帯電話で犯人と会話する場面がまさにこの映画の一番の見せ場である。

ブライアン・ミルズ:I don't know who you are. I don't know what you want. If you are looking for ransom, I can tell you I don't have money.

But what I do have are a very particular set of skills, skills I have acquired over a very long career. Skills that make me a nightmare for people like you.

If you let my daughter go now, that'll be the end of it. I will not look for you, I will not pursue you. But if you don't, I will look for you, I will find you, and I will kill you.

お前の事は知らないし誰かも知りたくもない。もし金目当てならハッキリ言っておくが払える金はない、、でもオレはお前みたいなクソ野郎には必ずや悪夢となる能力を長い時間を掛けて習得して来たんだ。

なので、たった今、娘を開放すればこの事はすっかり忘れてやる、。でもそうしないとお前を追いかける事になるしそれも何処までも追い続けて探し出し最後には抹殺してやる、。

っとまあ本職の字幕屋さんとは大分違うでしょうがこんなやり取りがある。最後に電話の向こうで犯人が、;

”Good luck”と言って電話が切れるのだがこの映画のエッセンスは僅か数分のこの犯人とのやり取りに掛かっている。そしてこの映画の評価を恐らく”☆☆”を足すまでに強烈なインパクトを残してくれたのです。