知人にもオードリーはいるし他の俳優さんもいる割と普通にある名前だが我々洋画ファンにはオードリー=ヘップバーン、これに尽きるのではないだろうか。日本ではいまだに圧倒的人気を誇ることは数ヶ月前の日本の月刊誌の調査でも明らかなのだが(二十世紀を飾る歴代の美女編)果たして外国ではどうなのだろう、、?歴代の誰よりも人気があるのは実証済みだが(現役を含めて)今回オーストラリアの民放で”Chick Flick”(スラングで若い女性のお気に入り映画)のランキング発表がありその若い女性を主演に据えた忘れられないベスト20が発表された。調査方法は年齢層の違うTVキャスターやプレゼンターによる投票。
6位は“クレーマーVSクレーマー”のお母さん、メリル・ストリープ。彼女の演じた役柄では他にも印象の深いものが沢山あるが自身の自立と離婚を真剣に見つめたこの作品での評価が断然高かったようだ、、。
5位は“めぐり逢えたら”のメグ・ライアン。リメイク版だがこの時期メグ・ライアン&トム・ハンクスが一番輝いていたような、、最近すっかり見かけないのが寂しい。これも若い女性には時代や国境を超えて絶大な人気があるような気がする。
4位は“ダーティ・ダンシング”、87年に公開された60年代を舞台にしたジェニファー・グレイ主演作品だが日本での知名度は極端に低いように思う。
3位は“愛と追憶の日々”デブラ・ウィンガーとシャーリー・マクレーン、こう言う内容の濃い秀作が選ばれると言う事はやはり日本の選考基準とは大分違うんだなと改めて認識させられる。選ぶ女性軍もなかなか鋭い、、日本のTVキャスターやタレントには絶対求められない一面があるような。
2位はもうこれっきゃない“愛と青春の旅たち”ここでもデブラ・ウィンガーだ、、この2位は日本でも充分納得かな。
そして栄えある1位は“ティファニーで朝食を”のオードリー・ヘップバーン。制作されたのが61年って事は当時映画館でハンカチをかじっていた若き乙女がもううばサクラ、いや失礼。多分投票した女性の100%はリアルタイムでは絶対に見ていない世代なのにこの結果には驚きを禁じ得ない。それゆえに永遠のオードリーと言う訳で決して日本だけの現象ではないのです。
しかしこう見て来ると最近の映画ではランクインしているものが殆どない、、これで良いのかハリウッド??まあ時間の経過と共に人の心に浸透していく訳で最近見たばかりの映画は未だ消化しきれていないって事になるのでしょうか。以下原題ですがトップ20を掲載しておきます。
20 to 01: 'Girls On Film'
• 20. Pretty Woman (1990)
• 19. Flashdance (1983)
• 18. Jerry Macguire (1996)
• 17. The Wedding Singer (1998)
• 16. Sliding Doors (1998)
• 15. My Best Friend's Wedding (1997)
• 14. Bend It Like Beckham
• 13. Romeo and Juliet (1996)
• 12. Charlie's Angels (2000)
• 11. Pretty In Pink (1986)
• 10. Steel Magnolias (1989)
• 9. Bridget Jones Diary (2001)
• 8. The Way We Were (1973)
• 7. The Notebook (2004)
• 6. Kramer vs. Kramer (1979)
• 5. Sleepless in Seattle (1993)
• 4. Dirty Dancing (1987)
• 3. Terms of Endearment (1983)
• 2. An Officer and a Gentlemen (1982)
• 1. Breakfast at Tiffany's (1961)